ドイツのフライブルクで都市の自転車環境を体験したので、次は地方を調査しようとした。正直に言えば、シュヴァルツヴァルトや田園地帯をe-Bikeで快走して、郊外を満喫したかったわけだ。そこでレンタル自転車ショップに向かう。平
Read moreリアルタイムBGMシステム(7)
前回のシステムを公開して使用した方から、カメラ画面が小さくて見づらいと言われた。システムを実装するのに夢中になり肝心な体験の部分が疎かになってしまっていた。そのため、UI部分の見直しデザインを再度行った。 デモバージョン
Read moreVisions in Motion 20:うごく・うごかす・うごきをみる
展覧会開催期間の半分を過ぎ、現時点で個々の作品についての個人的な思考を巡らしてみる。3作品に共通する「うごく・うごかす・うごきをみる」というキーワードは、作品ごとにその役割が一致しているわけではなく、どれもが絡み合って成
Read moreCycling Edge 23: フライブルク
8月から9月にかけて南ドイツに滞在してので、フライブルク(Freiburg)在住の小畑和香子さんを訪ねた。小畑さんは「世界に学ぶ自転車都市のつくりかた」の著者の一人であり、担当されたドイツの章での「ドイツは自転車先進国で
Read more私の自転車キャンプ用メスキット(2024年10月現在)
継続運用している自転車キャンプ用メスキットが多少のアップデートを経ているので、ここらで記しておく。 「メスキット」(mess kit)とは、フィールドで使用するために携行する調理・食事のための道具一式のこと。要は野外活動
Read moreモビル文学(8) ヘッドトラッキングの仕組み
本記事は筆者のIAMAS(情報科学技術大学院大学)における修士研究である、自転車に乗りながら小説を読む試み「モビル文学」についての連載第8回目で、今回は空間に表示しているAR文字オブジェクトと体験者の頭の動きを同期する「
Read moreHangar(8) – 自転車格納庫のような店舗
自転車格納庫と聞いて、読者諸氏は何を思い浮かべるだろうか? おそらく、多くの人は無機質な金属の棚や、整然と並べられた自転車の姿を想像するのではないだろうか。それも自転車格納庫である。しかし、そうでなくとも自転車格納庫と等
Read moreCycling Edge 22: ラドラー
8月から9月にかけて滞在したドイツでは、機会があればラドラー(Radler)を飲んでいた。何しろ、これはドイツ語で「サイクリスト」の意味だから、自転車のエッジ(領域)に他ならない。ビールをレモネードで1:1で割ったカクテ
Read moreCycling Edge 21: ゴミ拾いサイクリング
自分史上もっとも暑かった夏が終わりそうで終わらない9月末の朝、自転車に乗ってゴミ拾いをした。そのためにスーパー・マーケットの買い物カゴにゴミ袋を入れ、養生テープで留める。カゴの取っ手をBromptonのハンドルに通し、荷
Read more自転車建築(17) My Living Home Ⅲ
本連載は建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求している。引き続き、自転車、光、造形的な模型・物体の相互作用に焦点を当て、どのような表現が可能かを探る。 前々回
Read moreCycling Edge 20: カメラ・ボタン
2024年9月20日に登場したiPhone 16シリーズの最大の特徴はカメラ・ボタン、正式にはカメラ・コントロール・ボタンだ。このボタンを軽く押すとカメラ・アプリが起動する。画面がロックされていても、他のアプリが開いてい
Read moreリアルタイムBGMシステム(6)
前回の記事でリアルタイムBGMシステムのデモバージョン1を公開した。デモバージョン1と言いつつ実際は、動作チェック程度しか出来なかった。そこからユーザーインターフェース、デザインの改善とサウンドシステムの拡大を行ったバー
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