床を拭いたり皿を洗うように、普段、自転車を触りながら他のことを考える。家族や友達のことだったり、仕事のことだったり、アメリカなどの大学でのパレスチナ連帯キャンプのことだったり(先日、この主題でリリースされたマックルモアの
Read more![](https://i0.wp.com/criticalcycling.com/wp-content/uploads/2024/05/P1230248s.jpg?resize=500%2C500&ssl=1)
クリティカル・サイクリング
床を拭いたり皿を洗うように、普段、自転車を触りながら他のことを考える。家族や友達のことだったり、仕事のことだったり、アメリカなどの大学でのパレスチナ連帯キャンプのことだったり(先日、この主題でリリースされたマックルモアの
Read more本記事は筆者のIAMAS(情報科学技術大学院大学)における修士研究である、自転車に乗りながら小説を読む試み「モビル文学」についての連載第三回目で、今回はARを用いた文字表示システムの開発について記述していく。 前回の自転
Read moreどこに駐輪場を設置すべきか、それは意外に難しい問題である。特に、自転車が頻繁に利用される都市部では、ただ道やルートを計画するだけではなく、それをどのように組み込むかが重要だ。 「ナショナルサイクリングロード」の要件には、
Read more2024年4月30日、ポール・オースターが亡くなった。アメリカ当代きっての小説家、詩人。その小説の多くは主人公が自己の同一性と存在意義に苛まれ、夢遊病のように都市を彷徨い、あてどもなく荒野を旅する物語だ。愉快な話はひとつ
Read more多機能ヘルメットで知られるLivallのPikaBoostは後付けの電動アシスト・ユニット。2023年3月に納品予定だったのが、2023年12月半ばに届く。ピカッとブースト!と軽口を叩きたくなるポップなデザイン、黄色いア
Read more本連載は建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求している。引き続き、自転車、光、造形的な模型・物体の相互作用に焦点を当て、どのような表現が可能かを探る。 前回に
Read moreIAMAS(情報科学芸術大学院大学)のプロジェクト実習「運動体設計」の一環として、昨年度はダーク・ツーリング(Dark Touring)を行ってきた。これは負の遺産を巡って自転車で実走する取り組みで、具体的には福島の帰還
Read more先日10km程のライドの様子をタイムラプスで記録し家に帰って確認した。 当たり前だが、撮影された映像には音がないことに気づく。タイムラプスは、一定の間隔(1秒ごとなど)で静止画を連続して撮影し、それらの静止画を動画として
Read more我々が目にする文字、その形、配置、雰囲気について考えてみる。具体例として「集まる」「流れる」「透ける」「連なる」「滲む」文字のあしらいを振り返る。 集まる文字 岩瀬崇の「ことばの途上」あわ居(2021)では、折りたたまれ
Read moreクリティカル・サイクリングは運動体設計との共催で自転車と空間コンピューテイングを巡る特別講座を行います。これは2月に実施した第1回〜第4回に続く第5回〜第8回として開講。具体的には今回からはアプリ開発を集中的に行い、開発
Read more私の娘は 自転車のハンドルに 巣をかけた蜘蛛を 傷つけはしなかった 二週間 娘は待ち続け 蜘蛛はみずからどこかへ行った 巣をはらってしまえば 蜘蛛もそこはおうちには ならないんだってわかり 自転車にすぐ乗れるのに
Read more筆者が初めて訪れた国外の街はカンボジアのシェムリアップだった。20歳のことだ。 「本当に目的地に到着するのだろうか」と不安になりながら空港でトゥクトゥクに乗って、真っ暗な闇の中で心臓の高鳴りを感じたことを昨日のことのよう
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