アラン・チューリングは、現代のコンピュータ科学の父とも称される天才的な数学者である。彼は第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に成功し、その功績で知られている。彼にはコンピュータの原理とリンクした自転車のエピソードもある。
Read moreVisions in Motion 8:虚実
我々は日常生活の中でどのように情報を受容しているのか? 筆者の関心の一つである「サイネージ」という分野を取り上げ、実践的に功罪を検証してみる。ここで「サイネージ」とは、交通標識や貼り紙、看板なども含んだ総称として用いる。
Read more自転車建築(6)自転車にテレイドスコープを載せる
本連載は建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求している。引き続き、自転車、光、造形的な模型・物体の相互作用に焦点を当て、どのような表現が可能かを探る。今回は万
Read more銀塩(輪)車 第18回 試作6号(カメラ制作)
自転車を通じて体験し得る事柄には、距離的移動、時間経過、身体的疲労、振動、風、空気抵抗、周囲とのコミュニケーションなどといった多くのものがある。これらを含んだ、自転車に乗るという行為の新しい記録の仕方を、銀塩写真を用いて
Read moreBMXグラフィティ(7)制作篇 part2
先月の記事では、6月に制作した習作シリーズを掲載した。主に、トリミングや素材による印象の違いを提示したシリーズになる。 今回紹介する習作シリーズは、BMXのトリックのラインよりも、トリックによる紙の破れや歪みに焦点を当て
Read moreApple Vision Proを待ちながら
世界の縁でポツンとたたずむ僕たち。ゴドーを待っているのかもしれないが、毒にも薬にもならない与太話ばかりしている。まれに誰かがやって来ても、箸にも棒にもひっかからない。ゴドーが誰でどんな奴かは知らない。ゴドーを待っているの
Read moreDark Touring 07: 成田国際空港
発着する飛行機を撮影しようと調べていたところ、成田空港の航空写真を見て驚いた。滑走路や誘導路の中に民家とおぼしき建物が写っていたからだ。優美で人工的な幾何学模様を描く空港施設とは明らかに異なる雰囲気。しかも空港の地下に道
Read moreフロント積載ハーネス・システムとその運用の変遷
今回は自分がよく使っているフロント積載のシステムとその運用スタイルの変遷を紹介したい。ハンドルバー前への荷物の配置は、自転車に跨がったままでの中身へのアクセスが容易で、常に目に入っていることで物の紛失なども起きにくいので
Read more自転車に乗って狩りへ行こう!
Pokémon GOで一斉を風靡したNianticの新作スマホアプリであるモンスターハンターNowが9月14日に配信を開始した。 ゲームシステム自体はPokémon GO同様オープンワールドとARをベースとしていて、実空
Read moreLUUPがサブスクリプション開始と料金改定
電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリング事業を展開しているLUUPが2023年11月よりサブスクリプションを開始するということだ。 以前よりLUUPについては何度か取り上げているため、LUUPの詳細については過
Read moreこち亀「開発!人間フレームの巻」について
集英社・少年ジャンプで長寿連載された秋本治の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、両津勘吉は警察用自転車を愛用している。作中で両津がこの警察用自転車で自動車と衝突したり、時速80キロで走行したりという強烈なエピソード
Read moreVisions in Motion 7:周辺視
写真を撮る時、画角を決める上で対象に近づいたり離れたり、ズームレンズを動かしトリミングする。比率は3:2にすることが多いが、Instagramの投稿では1:1にトリミングする。 佐藤雅彦『プチ哲学」(マガジンハウス、20
Read more