「関戸橋フリマ」でハードテールMTBのカーボンフレームを買ってしまったので、リジッドフォークに1×2スピードという仕様で組み上げ、グラベルを含む秋の大弛峠越えへ行ってきた。 関戸橋でフレーム入手 多摩川にかかる
Read moreインゴルド「シートとサドル」を読んで
イギリス生まれの人類学者ティム・インゴルドのエッセイ「The Seat and the Saddle: How Slow Is Quick and Fast Is Stuck」と題したものがある。地域の再生にサイクリング
Read more私の自転車キャンプ用メスキット(2024年10月現在)
継続運用している自転車キャンプ用メスキットが多少のアップデートを経ているので、ここらで記しておく。 「メスキット」(mess kit)とは、フィールドで使用するために携行する調理・食事のための道具一式のこと。要は野外活動
Read moreきゃんつー集い2024(夏)、私の旅装
8月頭のきゃんつー集いに参加した際の旅装とその運用を、フィールドで気づいた課題を交えつつ記録しておく。ダイゴマンが参加者全員についてまとめてくれた「きゃんつー集い2024-輩の旅装」と合わせてご覧頂ければ幸いだ。 荷物と
Read more信州にシングルスピードMTBを置く
信州にシングルスピードMTBを置いた。親戚の家への滞在中に、そこを拠点として気軽にあちこちを探索するための一台。まだ持ち込んだばかりで近場をほんの少し乗り回しただけだが、地形や目的とのマッチングは悪くなさそうだ。ミニマル
Read moreディングルスピード仕様の古いロードバイクで遊ぶ
床を拭いたり皿を洗うように、普段、自転車を触りながら他のことを考える。家族や友達のことだったり、仕事のことだったり、アメリカなどの大学でのパレスチナ連帯キャンプのことだったり(先日、この主題でリリースされたマックルモアの
Read moreCycling Edge 01: ダーク・ツーリングからサイクリング・エッジへ
IAMAS(情報科学芸術大学院大学)のプロジェクト実習「運動体設計」の一環として、昨年度はダーク・ツーリング(Dark Touring)を行ってきた。これは負の遺産を巡って自転車で実走する取り組みで、具体的には福島の帰還
Read more共に走ることの「予示」性:1/6野辺自転車ワークショップ所感
1月6日の「野辺自転車ワークショップ」がとても素晴らしかった。国内だけに目を向けても能登の震災から始まった重苦しい年の初めで、事前の告知もあまり盛んに行っていなかったにもかかわらず、名古屋や遠くは兵庫県から来て下さった方
Read more自転車にとっての制御システム
過去に執筆した記事では、人間が自転車にとっての動力源であり、さらにはフレームであることを示した。自転車と人間の関係を一つの移動体システムとして捉えるとき、自転車にとって人間はこれらに加えて、制御システムとしても機能してい
Read moreフロント積載ハーネス・システムとその運用の変遷
今回は自分がよく使っているフロント積載のシステムとその運用スタイルの変遷を紹介したい。ハンドルバー前への荷物の配置は、自転車に跨がったままでの中身へのアクセスが容易で、常に目に入っていることで物の紛失なども起きにくいので
Read more銀(塩)輪車 番外編⑨ リンツ自転車観察
自転車を通じて体験し得る事柄には、距離的移動、時間経過、身体的疲労、振動、風、空気抵抗、周囲とのコミュニケーションなどといった多くのものがある。これらを含んだ、自転車に乗るという行為の新しい記録の仕方を、銀塩写真を用いて
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