今秋にモビル文学(映像版)の作品発表が東京と熱海であり、ここ数ヶ月はその準備に勤しんでいる。 IAMASの修士研究として取り組んでいるモビル文学AR版(ARによる街への小説表示)との違いは、小型プロジェクターを搭載した自
Read more峠を越える儀式
京都市街地の北に位置する花背峠は、京都の自転車愛好家たちによく親しまれている峠道である。この道の古い歴史では、日本海から京都へと魚を運ぶのに使われたという通称「鯖街道」として、人々が行き交う道でもあった。 一般にはこの峠
Read moreきゃんつー集い2024(夏)、私の旅装
8月頭のきゃんつー集いに参加した際の旅装とその運用を、フィールドで気づいた課題を交えつつ記録しておく。ダイゴマンが参加者全員についてまとめてくれた「きゃんつー集い2024-輩の旅装」と合わせてご覧頂ければ幸いだ。 荷物と
Read moreCycling Edge 17: クリティカル・サイクリングの投稿規定
クリティカル・サイクリングでは自転車に関する実践や調査などを本サイトに掲載している。最初の投稿は2016年6月2日であり、8年以上にわたって1,000件近くの記事が公開されている。その内容の多彩さと充実は現時点では7名の
Read more自転車建築(16) ワークショップ
8/24(土)に岐阜県大垣で自転車建築キットを用いたワークショップを行った。 メディアアートの楽しさを広めることを目的とした、全4回のワークショップのうちの1回を担当した。 概要 このワークショップは、写真の原点である「
Read moreCycling Edge 16: ルーフ・ラックとサイクル・キャリア
テスラ(Tesla)のモデルY(Model Y)の天井にルーフ・ラックとサイクル・キャリアを取り付けた。もちろん、自転車を運ぶためだ。一向にトゥとヒッチ・ラックが日本では発売されないので、自転車のエッジ(限界)を拡大する
Read moreリアルタイムBGMシステム(5)
本システムの課題解決には、スマートフォン単独で実行可能なアプリケーションの開発が必要である。しかし、アプリ開発経験の乏しい筆者にとって、iOSとAndroidアプリの直接的な開発は困難であると判断した。そこで、まずはWe
Read moreVisions in Motion 18:太陽光とオムレツ
前回に続き、ソーラークッカーを用いて調理を試みる。 前回は角度調整の失敗により期待した温度が得られなかったため、今回は太陽の入射角度を慎重に調整した。また、より短時間で調理できる具材を吟味し、オムレツを作ることにした。
Read moreCycling Edge 15: 九十九里浜
8月上旬に房総半島に出かけた。猛暑日がなく涼しい街と言われている千葉県の勝浦での避暑だ。実際にも朝夕の涼しい潮風に吹かれると楽園気分。しかし昼間は暑い。潮風もぬかるんで気持ち悪くなる。気象データでは東京の最高気温が35℃
Read more2024年8月、わくわくバイクパッキング in 諏訪エリア
8月頭、通算10回目の開催となる「きゃんつー集い」に出かけた。会場は諏訪湖南西のキャンプ場だ。各々がやりたいルートを走る自己完結したサイクリング、その交点としての野営地を示し合わせるのが集いのコンセプトだが、今回は知り合
Read moreモビル文学(6) なんだ、これは!
地元川崎の先輩、岡本太郎はこう言った。 「芸術ってのは判断を超えて、『なんだ、これは!』というものだけが本物なんだ」 筆者が所属するIAMAS(情報科学芸術大学院大学)の修士研究として「モビル文学」の制作を始め、半年が経
Read more潮待ちの海を自転車で行く
日頃稽古を受けている能楽師の家中で、広島の鞆の浦で舞台をつとめる機会があるというので、昨年初めて末席に加えてもらったことがある。その能舞台というのは由緒のある神社の中にある野外能舞台である。いま日本国内でも能舞台は屋内に
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