Hangarとして選ばれる場所がどのような基準で選定されたのか、その決定プロセスや理由を明確にすることは重要である。これについて、様々な地方自治体における自転車駐輪設備のほか、自転車道の整備において、場所の選定が積極的な
Read moreHangar (6) – クラウドな自転車格納庫
コンピューターの世界には、クラウドサーバという技術がある。これは、インターネットを通じて遠くにある巨大なコンピューターの一部を借りて、利用するようなものである。大元のコンピュータが持つ計算機能やデータなどから、その一部を
Read moreHangar (5) – 路上の自転車格納庫
どこに駐輪場を設置すべきか、それは意外に難しい問題である。特に、自転車が頻繁に利用される都市部では、ただ道やルートを計画するだけではなく、それをどのように組み込むかが重要だ。 「ナショナルサイクリングロード」の要件には、
Read moreHangar (4) – 災害時における自転車格納庫の新たな役割
1995年、寒い明け方に阪神淡路大震災が発生した。以来、私たちはいかに脆弱な日常のインフラに依存しているかを思い知らされ続けている。水道、電気、ガスといったライフラインの断絶はもちろんのこと、通学路、通勤路として当たり前
Read moreHangar – 新しい自転車格納庫 (3) 空間のデザイン
自転車を停めるためには、その場所にいくつの、何枚の、壁や囲いが必要になるだろうか。空から降ってくる雨から自転車を守るためには、天井が一枚あると良い。その屋根の下に自転車を停めることができれば、自転車が雨に濡れたり、サドル
Read moreHangar – 新しい自転車格納庫 (2) ライト兄弟の格納庫
ライト兄弟が初めての動力飛行を行った場所は、ノースカロライナ州キティホーク近郊にあるキルデビルヒルズという、砂丘の広がる丘陵地帯だった。そこから4kmほど北のキティホーク町にある郵便局兼住居に、ウィルバー・ライトとオーヴ
Read moreHangar – 新しい自転車格納庫 (1)
Hangar (ハンガー) は、自転車のための駐輪場である。ただし、駐輪するだけではなく、整備や修理などをはじめとした自転車の運用にとって快適な、未来の自転車社会に貢献する創造的なプロジェクトである。 自転車は個人の移動
Read moreSTRiDAダラダラ記(4) 使って直して 後ヒンジ編
前回は、KS3変速機が装着されている下フレームと前後輪、それについているドリブンプーリーを修理・交換した。特殊な自転車故にどうしても専用パーツが使われている部位があり、それが修理不能の原因になりそうだと感じた。 今回は、
Read moreSTRiDAダラダラ記(3) 部品は増えるよ動くまで
使える部分を組み合わせて使えるものにする 前回、オークションでSTRiDA EVOのジャンクを落札した。駆動に必須なベルトはなく、コアな部品であるKS3クランクは修理が現実的ではないセレクトラッチが折損していた。そのため
Read more2023.07.01 ついに道路交通法の改正
2023年7月1日 ついに30年間改正されなかった道路交通法が改正された。 以前の記事でも何度か取り上げてきたので詳細については割愛させていただくが、大きくは3つのアップデートが行われた。 さて、実際に改正された7月1日
Read moreQuickShotでクイックなパンク修理
自転車で避けられない不幸がタイヤのパンク。しかも気をつけていて何ヶ月もトラブルがなかったのに、何の前触れもなく突如としてパンクするからタチが悪い。そこでパンク修理キットをツール・ボトルなどに入れて常に携行する。これを最近
Read moreポーランドの自転車事情
5月にポーランドにて行われた WRO Media Art Biennale での展示があり、1週間ほど現地に設営滞在していた。今回の記事では写真とともにポーランドの自転車事情についてお話しできればと思う。 ポーランドの都
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