5月にポーランドにて行われた WRO Media Art Biennale での展示があり、1週間ほど現地に設営滞在していた。
今回の記事では写真とともにポーランドの自転車事情についてお話しできればと思う。
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ポーランドの都市の一つ、ヴロツワフという場所で今回参加したWRO Media Art Biennaleが開催されていた。ヴロツワフはポーランドの中でも最も古い都市の一つということで、歴史を感じさせる建物が多く見受けられた。古い建物が多くそびえたつ中心部では道路も石畳のままという場所も多かった。
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ちなみにBiennaleで展示していた作品は、こちらの「かぞくっち」である。
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Biennale はヴロツワフの街中にあるギャラリーや美術館の場所、数箇所で行われていたため、タイムスケジュールに合わせて街中を移動しては鑑賞を繰り返していた。その途中ではよくシェアキックボードが場所を選ばず駐車(放置)されている光景を目にした。
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これはベルリンなどでもよく見かけるBOLTのシェアキックボードである。ちなみにBOLTのアプリをインストールすると、シェアキックボードはもちろん、シェアサイクルからBOLTタクシー、また食品デリバリーのサービスまで頼むことができる。
ヴロツワフ中心街から離れた大通りには自転車専用道路が多く整備されている印象が強かったが、中心部では歴史ある街のせいか、専用道路の整備はされていなかった。
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ヴロツワフではWRMという電動シェアサイクルサービスも充実しており、初回の20分は0zł(ポーランドズウォティ)で無料、20~40分で2zł(¥33)、その後1時間ごとに4zł(¥66)追加されていく。 非常に破格で手厚いサービスとなっている。
![Wroclaw City Bike (WRM)](https://i0.wp.com/cdn-portal.img.wroclaw.pl/en/files/news/13165/wroclawskirowermiejski.jpg?resize=415%2C213&ssl=1)