継続運用している自転車キャンプ用メスキットが多少のアップデートを経ているので、ここらで記しておく。 「メスキット」(mess kit)とは、フィールドで使用するために携行する調理・食事のための道具一式のこと。要は野外活動
Read moreモビル文学(8) ヘッドトラッキングの仕組み
本記事は筆者のIAMAS(情報科学技術大学院大学)における修士研究である、自転車に乗りながら小説を読む試み「モビル文学」についての連載第8回目で、今回は空間に表示しているAR文字オブジェクトと体験者の頭の動きを同期する「
Read moreHangar(8) – 自転車格納庫のような店舗
自転車格納庫と聞いて、読者諸氏は何を思い浮かべるだろうか? おそらく、多くの人は無機質な金属の棚や、整然と並べられた自転車の姿を想像するのではないだろうか。それも自転車格納庫である。しかし、そうでなくとも自転車格納庫と等
Read moreCycling Edge 22: ラドラー
8月から9月にかけて滞在したドイツでは、機会があればラドラー(Radler)を飲んでいた。何しろ、これはドイツ語で「サイクリスト」の意味だから、自転車のエッジ(領域)に他ならない。ビールをレモネードで1:1で割ったカクテ
Read moreCycling Edge 21: ゴミ拾いサイクリング
自分史上もっとも暑かった夏が終わりそうで終わらない9月末の朝、自転車に乗ってゴミ拾いをした。そのためにスーパー・マーケットの買い物カゴにゴミ袋を入れ、養生テープで留める。カゴの取っ手をBromptonのハンドルに通し、荷
Read more自転車建築(17) My Living Home Ⅲ
本連載は建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求している。引き続き、自転車、光、造形的な模型・物体の相互作用に焦点を当て、どのような表現が可能かを探る。 前々回
Read moreCycling Edge 20: カメラ・ボタン
2024年9月20日よりiPhone 16シリーズが発売された。このiPhoneのハードウェアの特徴はカメラ・ボタン、正式にはカメラ・コントロール・ボタンだ。このボタンを軽く押すとカメラ・アプリが起動する。画面がロックさ
Read moreリアルタイムBGMシステム(6)
前回の記事でリアルタイムBGMシステムのデモバージョン1を公開した。デモバージョン1と言いつつ実際は、動作チェック程度しか出来なかった。そこからユーザーインターフェース、デザインの改善とサウンドシステムの拡大を行ったバー
Read moreVisions in Motion 19:うごキズム
Visions in Motionの活動基盤である「運動体設計」プロジェクトによる展覧会「うごキズム ~うごく・うごかす・うごきをみる~」が、2024年9月28日から大垣市スイトピアセンター アートギャラリーで開催されま
Read moreCycling Edge 19: ヒッチ・ラック
先日、ドイツを訪れて一番驚いたことはe-Bike用の充電ステーションだった。次に驚いたのはヒッチ・ラックで車両の後部に自転車を積んでいるクルマが多いことだ。これは頻繁に見かける一方で、クルマの屋根に自転車を積むルール・ラ
Read moreCycling Edge 18: 充電ステーション
8月後半より2週間ほど南ドイツに滞在し、近隣のフランス、スイス、オーストリアも訪れた。いずれも国境を自由に行き来できる。雰囲気は似ており、市街地でも観光地でも自転車を数多く見かける。なかでもe-BikeやPedelecと
Read moreモビル文学(7) 発表場所に応じた制作と撮影
今秋にモビル文学(映像版)の作品発表が東京と熱海であり、ここ数ヶ月はその準備に勤しんでいる。 IAMASの修士研究として取り組んでいるモビル文学AR版(ARによる街への小説表示)との違いは、小型プロジェクターを搭載した自
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