この記事は、京都北部の花背から、祇園祭の鉾町まで、注連縄を自転車で運搬する、二年目の体験記である。 昨年の夏、思いつきのような心持ちで始めた祇園祭の注連縄運搬も、今年で二度目を迎えることとなった。一度きりの珍事であったも
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クリティカル・サイクリング
この記事は、京都北部の花背から、祇園祭の鉾町まで、注連縄を自転車で運搬する、二年目の体験記である。 昨年の夏、思いつきのような心持ちで始めた祇園祭の注連縄運搬も、今年で二度目を迎えることとなった。一度きりの珍事であったも
Read more都心を走っていて困るのが「駐輪場」。ちょっとした用事で停めて出かけたい時はもちろん、輪行で訪れた先でちょっとどこかに停めて出かけたいというニーズもあるだろう。そんな「ちょっと」だけ停めたい都市サイクリストにとって止まり木
Read more鉄道としての役割を終えた高架線路の新たな利活用、という考え方そのものを代名詞化している存在と言っても差し支えがなさそうなのが、ニューヨークのハイラインである。かつては貨物鉄道が走っていた線路が廃線となり、公園に転用される
Read more今回のIAMAS(情報科学芸術大学院大学)周辺ライドでは周辺に点在する自噴水を巡る。自噴水とは、その名の通り、地中から自然に湧き上がる水であり、自噴泉とも呼ぶ。IAMASの所在地である大垣市は、世界的にも珍しい自噴水が多
Read more芸術を展示する場所として美術館、画廊・ギャラリー、音楽や演劇やダンスなどの実演であればコンサートホール、劇場、また屋外ステージなど、様々な施設がある。 しかし近年、このような従来型の「芸術のための空間」を超えて、日常の場
Read more知人に誘われ、黄金週間にグループ・ライドに出かけた。日本三大清流のひとつ、長良川の上流までローカル鉄道で輪行し、そこから川沿いに中流まで下るコース。Appleマップでの自転車ルートでは約60km弱、多少のアップ・ダウンが
Read more今回は京都の美術館と能楽堂を巡る自転車体験から、自転車駐輪場の考察と、本連載が掲げる「新しい自転車駐輪場Hangar」のビジョンについて述べることにする。さらに言葉を付け足すとすればまず、都市における文化施設の訪問手段と
Read more3月半ばに三重県の熊野市に出かけた。その理由は何と言っても熊野古道。1000年以上に渡って日本最大の霊場として幾多の人が詣でた参道であり、太古の長距離ネットワークだ。もっとも世界遺産ということもあって、自転車では走れない
Read more自転車をテーマとした漫画やアニメってあるのだろうか。 ふと考えた。私がパッと思いついたのは、中学生の頃にとても流行っていた「弱虫ペダル」という作品である。この作品は、主人公が高校でロードレースと出会い、インターハイ優勝を
Read more2月半ばに岡山の南部に出かけた。寒さの厳しい時期ながら、青ヶ島や八丈島よりも遥かに暖かく、春の日差しを思わせるほど明るい雰囲気だった。南の島が寒かったのは寒波ゆえながら、それを抜きにしても瀬戸内海は温暖で穏やかな印象があ
Read moreさいたまの夜騎開封の翌日も周辺を自転車で走った。前日の寒さや雪とは打って変わって青空が広がり、明るく暖かい。前日は先導者に導かれるままに見知らぬ地を彷徨っていたので、この日は時折地図を確認する程度にして、気の向くまま自転
Read more以下は、ツアー型パフォーマンス「“夜騎開封” さいたま←→鄭州」を企画・実施された小林遼さんと、そのパフォーマンスに参加した赤松正行による対談です。体験記事に記したように、筆者、赤松にとって時間や空間のエッジ(境界)が曖
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