自転車に乗ってカクテルを作る「カクテル自転車」の試乗・試飲会を行います。これはベースとなる飲料に果物や木の実、昆虫などの食材をブレンドしてオリジナル・レシピを作る作品で、その配合や撹拌は自転車の乗り方によって変化します。
Read more[Cyclist’s Cycles 自転車家12ヶ月] 9月
自転車家たちがよく使うジョークとして「フレームからパーツが生えてきた」というフレーズがある。多くの場合それは「知らない間にあなたの自転車には変化が起こっているようだ、そのための原資はどこからきたのか」という趣旨で隣人から
Read moreシンプルで美しいリア・バッグTailfin AeroPack
サイクリングで荷物が多ければ、専用バッグを自転車に取り付ける。ハンドルバーやサドルに固定するバイク・パッキングは手軽だが、より安定させるにはラックを取り付けると良い。ところが、ロード・バイク、特にエアロ・カーボンのような
Read more自転車の安全運転を訴える教育映画One Got Fat
1963年にアメリカで制作された「One Got Fat」は、自転車の安全運転を訴える教育映画だ。タイトルを直訳すれば「一人は太った」であり、これからして意味が分からず困惑する。オープニングこそ明るく軽快な音楽が流れるが
Read more[輪行しませんか?] 輪行でしか行かないルート
筆者は輪行サイクリングを計画する時、何かしら行きたい場所をポイントにしてルートを計画する。初回の記事で触れた、徳山湖周辺での輪行サイクリングを例にして、その手順を紹介したい。 このときは、徳山村を沈めて作られた人造湖であ
Read moreジャック・カレルマンのトンデモ自転車
ジャック・カレルマン(Jack Carelman)の「Catalogue D’Objets Introuvables」は「トンデモないモノのカタログ」とでも訳せば良いだろうか、有り得ない空想の産物が古風なタッ
Read more[ESSAY] 貸自転車ショートストーリー (11)
2007年パリのヴェリブ出現は、自転車史において、時代を画する歴史的な出来事であった。 ヴェリブを契機に、都市公共交通に大量の共用自転車を使う試みが、世界の大都市に一斉に広がった。 日本では、それ以前から、政府主導のもと
Read more環境に感応する自転車ライト
自転車にライトは必携。夜間の薄暗い道路では、ライトがなければ心細い。いや、気持ちの問題ではなく、無灯火は危険であり、道路交通法違反だ。道路の状態が分からないので、路面の凹凸にタイヤを取られるかもしれない。また、接近する自
Read more自転車に「乗る」ためのレッスン 第7回 舞台の地形と物語の地勢
僕がいま研究代表をしている「マス・メディアの中の芸術家像」という日文研でのプロジェクトは、研究対象の時代区分を1968年から95年と限定している。この設定はテレビというオールド・メディアの成熟期から、インターネットに象徴
Read more自転車と放蕩娘 (3) 美しき自転車乗り
舞台は19世紀後半のロンドン郊外。冒頭に映し出されるのは、木立の脇のさびしい一本道を自転車で走る、女性の姿。その直後にもう一台の自転車が現れ、女性の跡をつけていく。不穏な事件を告げる幕開けだ。 「美しき自転車乗り」は、ア
Read more空の輪行、密室のトラブル
飛行機に乗る時に自転車を手荷物として預けて、空の輪行をすることができる。ところが今回は、思わぬトラブルに巻き込まれた。それは2019年5月17日、名古屋から山形までJALとFDAとの共同運行便に搭乗した時のこと。これまで
Read more[Cyclist’s Cycles 自転車家12ヶ月] 8月
気候と共に歩む自転車家にとって「8月は夏」というのは暦の上でのことだ。今我々がつかっている暦もあれば、今は使われていない昔の暦もある。様々な暦が世界中で作られて使われてきたが、それらはすべて周期(サイクル)をもった何らか
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