「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の12回目。風になり、自転車に乗る。自転車に乗ると風を感じる(凡庸な交換)。走ることで体が温まる(当たり前)。空気を切り裂いていく感覚は、まる
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その11
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の11回目。8回目に「11回目は結論であろう12回目へのブリッジ」だとある。次回3月18日は岐阜市のETHICAで、複合芸術会議2023「サバ
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その10
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の10回目。歌人の田中槐さんから、以前書いていた「自転車に「乗る」ためのレッスン」に関する情報にと、『明日に向って撃て!』に登場する自転車につ
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その9
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の9回目。松井さんをなんとか自転車に乗せようというのが裏テーマだと赤松さんに言われ、それを聞いてしまったら、乗りたいという気持ちに傾いていた僕
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その8
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の8回目。8回目にもなるとすでに計画は無いのだが、次回のことを意識するとその次の10回目を考えなくてはならず。10回目は11回目の方向性を踏ま
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その7
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の7回目。現在、2022年10月19日(水)9時20分執筆中。公開は10月18日(火)のはずだったが執筆中。いま9時22分を過ぎた。すでに締切
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その6
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の6回目。イランに行った。出かける前、赤松さんとイランは自転車の国ですねとか言い合って、レポートしますよと約束したものの、実際にかの地で自転車
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その5
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の5回目。cycleという文字列が有する音「sa・i・ku・ru」。「サ・イ・ク・ル」は「差・異・来・る」に置き換えることができる。向こうから
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その4
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の4回目。以下は「自転車操業」を説明したWikipediaの文章である(詩のために一部改変がある)。①〜㉕の漢字を空所に補充せずに読め。「自転
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その3
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の3回目。3回目は、Olga Neuwirth & ICI EnsembleのCDアルバムについて。ついては、このアルバム、ノイヴェル
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その2
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の2回目。文字通り自転車が走る。文字通りを自転車が走る。文字通りの自転車が走る。言われた通りの自転車が走る。望み通りの自転車が走る。自転車が文
Read moreCycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その1
「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩のはじまり。数列でルールを決めて詩を書けば、自ずと「cycle」は始まる。それが期待されている気もするし、僕の役割として、バランスはとれている
Read more