気がつけば2年以上も書いているのだが、当初からもっとも気になっているゴダールの『勝手に逃げろ/人生』(1979年)に到達しない。つまり、自転車をきっかけに映像をみることがなんとなく楽しいということから、これを研究として分
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クリティカル・サイクリング
気がつけば2年以上も書いているのだが、当初からもっとも気になっているゴダールの『勝手に逃げろ/人生』(1979年)に到達しない。つまり、自転車をきっかけに映像をみることがなんとなく楽しいということから、これを研究として分
Read more『時効警察』をいまさら見ている。2006年のドラマだ。当時も見てなかったので、ほんとにいまさらなのだが、三木聡を中心としたディレクターによる脱力感溢れる、“コールドケース”だ。『コールドケース』とは、CBSが2003年か
Read moreCritical Cyclingにおいて、自転車に乗らないで参加は異端視されてきたが、クラウド・コンピューティングを使用したWeb会議サービス、Zoomを使用した新型グループライドにおいては、そこそこ歓迎される。その役割
Read more前回、北野武が原作を書いた「たけしくんハイ!」での自転車のことを書いた。原作者である北野は、1989年『その男、凶暴につき』で、主演だけで無く、映画監督としてデビューする。当初は深作欣二が撮影する予定だった。 北野の映画
Read moreこの年末年始、1985年にNHKの銀河テレビ小説「たけしくんハイ!」の再放送があった。僕はどういうわけか、この時期の銀河テレビ小説がよほどお気に入りだったらしく、とにかく懐かしく見てしまうのだ。そしてこの「たけしくんハイ
Read more最近赤松さんのインタビューが公開されている。そこには僕のこと、この連載のことが書かれている。 - 自転車を持っていない人も参加できますか? かならずしも自転車に乗る必要がないのが、クリティカル・サイクリングのおもしろいと
Read moreこの半年ほどNetflixを見るようになった。よくもわるくも世界中で番組を制作して配信している面白さ、過剰さ、雑さ、番組っぽさと動画っぽさが入り交じる。ここ数日、というか、一気見してしまったのだが……、「タコスのすべて」
Read more前回実況したことを書いた。メディアは違うけれど、主観的には中継をしている。見ているという状況だ。それをある放送人は、かつて「未完結の時間」と言った。映画とちがって、いちど撮られ、場合によっては編集されている映像ではない(
Read more今回は、すこし趣向を変えて、僕自身が映像のなかに入り込んだ、自転車に「乗る」ためのレッスン。というのは、2020年7月23日に開催された、「Critical Cycling 新型グループ・ライド」で、赤松武子さんと実況を
Read more2020年1月。このWeb連載、「自転車に「乗る」ためのレッスン」について話す授業をした。正直なところ、準備を重ねた割に、自分が考えていること、書いてきたこととはなにか? を手探りで振り返る時間となり、聴講した学生にとっ
Read more前回、2004年にNHKが制作した番組「井上ひさしのボローニャ日記」について書いた。そして今回、映像からすこし離れて、この番組の滞在をもとにした、井上ひさし『ボローニャ紀行』(文藝春秋社、2008年)から、自転車デモの行
Read moreNHKの『プレミアムカフェ』で、2004年に制作された「井上ひさしのボローニャ日記」を放送していた。僕的には、井上とボローニャの組み合わせには、意表をつかれた印象があった。しかし、その思い入れは並々ならぬもので、この番組
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