Ten diaries spanning 1893-1914 illustrate the life of a single working woman set free by the bicycle and
Read more究極の下駄自転車を考える
近頃「究極の下駄自転車」の妄想が頭の中で膨らんでいる。ひょいっと下駄をつっかけるように気軽に跨がって出かけることができ、歩くような低速でも快適で、速く走ろうと思えば応えてくれる、そんな自転車。その構成はどんなものになるか
Read more自転車キャンプツーリング装備はこう考える:これから始める人のためのガイド(後編)
自転車キャンプツーリング装備の構築はどんな風に考えたらよいか。これをテーマに、未経験者に役立ててもらうべくスタートした対談の後編をお送りする。前回は「キャンツーは人それぞれ」「セットアップを形だけ真似るのはよくない」と確
Read more自転車キャンプツーリング装備はこう考える:これから始める人のためのガイド(前編)
サイクリングの道中での外寝は素晴らしいものだ。前回もバイクパッキング=冒険的な自転車旅のことを書いたが、今回(と次回)は自転車キャンプツーリング未経験者に参考にして頂くべく、その装備の組み立て方を論じる。本稿には対談形式
Read more落葉松に落葉松の風―晩秋の信州をゆく週末バイクパッキング
土曜の未明から信州へ出かけた。最低気温が0度を下回る高原に集まりキャンプをする約束をしていて、そこへ行くのに通ってみたい道があった。季節やエリアも含め、自分にとっていくぶん冒険性を伴うルート。文明から離れる方向性を帯びた
Read more百年以上前に自転車キャンプツーリングを確立したトーマス・ホールディングが気になる
合理的思考の可能な自転車ユーザーがツーリングの際にわざわざキャンプをする理由といえば、経済的に困っているか、野蛮な気質が多く残り過ぎているかである。合理的に言えば、いずれについても恥じる必要はない。 トーマス・ハイラム・
Read more夏の終わり、数十キロの崖線をポケットにしまう
9月の初めの土曜日、友達と崖線サイクリングに出かけた。近場の多摩川河川敷から「立川崖線」を辿り、扇状地の頂点へ。子供の探検のような、場所から離れるのではなく場所に近づくための移動を繋ぐライドは、市街・郊外・山間部を縫い合
Read more道中で目覚めるための装置としての自転車
出かけた先で眠るのが好きだ。もっと正確には、目覚めることが好きだ。絡み合い継ぎ足され続いてきた意識と思考の綱を、眠りによって断ち切り再スタートする。世界が新鮮さを取り戻し、感覚のチャンネルがいっせいに開かれる。あたかもそ
Read more「サイクリング」「サイクリスト」のフレームの外へ
cycling と「サイクリング」はイコールではない。このことを再確認し共有する必要を、近ごろ強く感じる。COVID-19パンデミックを受け世界で盛んに交わされている自転車利用全般の話が、日本語に入ってくるなり「サイクリ
Read more生活圏から始まる冒険のための都市グラベル・暗渠サイクリング
自転車遊びには一つのジレンマがあると思う。それは、走行能力や機材グレードの向上に伴って「より遠くへ行くこと」が支配的な尺度になり、自分の生活圏が楽しみの空白地帯と化してしまうことだ。このジレンマから脱する方法の一つとして
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