カナダのバンクーバーで暮らすサイクリスト、エイミー・ウォーカーが編集した「自転車生活でいこう!」は、サブタイトルの「自転車が人生を変える50の理由」が示すように、50の観点から33人の自転車好きが自転車を論じたエッセイ集
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クリティカル・サイクリング
カナダのバンクーバーで暮らすサイクリスト、エイミー・ウォーカーが編集した「自転車生活でいこう!」は、サブタイトルの「自転車が人生を変える50の理由」が示すように、50の観点から33人の自転車好きが自転車を論じたエッセイ集
Read more真夏のサイクリング中、ロードのほど近くを流れる川に頭まで浸かって、汗を流して体温を下げ、生きかえったような心地でまたペダルを回し始めることがある。近年の夏は大変暑いので、川に浸かりに行くためにサイクリングに出かけるような
Read morecycling と「サイクリング」はイコールではない。このことを再確認し共有する必要を、近ごろ強く感じる。COVID-19パンデミックを受け世界で盛んに交わされている自転車利用全般の話が、日本語に入ってくるなり「サイクリ
Read more「素晴らしき自転車ライフ」は、こだわりの、だけど少し力が抜けたフォト・ブック。原書は「My Cool Bike: An Inspirational Guide to Bikes and Bike Culture」と題され
Read moreカール・セーガンは20世紀の星座として自転車座を提案した。これは素晴らしい着想であったものの、実際にどこに自転車座があるのかまでは言及していない。そこで、夜、星空を見上げて、あるいはプラネタリウムで自転車座を探してみる。
Read more私にとってクリティカル・サイクリングは、サイクリングを共通言語に、ユーザーの視点から新たな表現者像を考えるための起点となっている。サイクリングを通じて感じ、考え、つくり、批評し、提案し、楽しみを享受する点では皆等しくユー
Read more女性と自転車という切り口で連載を始めて、6回目。そのきっかけとして挙げたのは、ロードバイクで出かける時に感じる個人と集団の絶妙なバランスだ。郊外を走る非日常の体験は、ジェンダーよりも自身が個であることを意識させ、ほどよい
Read moreIf the constellations had been named in the twentieth century, I suppose we would see bicycles and refrigerato
Read more少し暑さのやわらいだある日の夕方、最寄の大垣駅からひと駅の距離を小径車で走ってみた。用事を済ませたが、日が落ちるまでにはまだ少し時間がある。気軽に寄り道できるのが、自転車で出かける醍醐味だ。 寄り道の目当ては、穂積駅から
Read more1963年にアメリカで制作された「One Got Fat」は、自転車の安全運転を訴える教育映画だ。タイトルを直訳すれば「一人は太った」であり、これからして意味が分からず困惑する。オープニングこそ明るく軽快な音楽が流れるが
Read moreアメリカ人チェスター・リーブスによる「世界が賞賛した日本の町の秘密」(2011年)は、そのタイトルからは連想できないが自転車、それもママチャリについて論じた新書本だ。ただし「ママチャリ」だけではなく、ママチャリによって営
Read more西暦2020年に荒廃したネオ東京でオリンピックが開催される。その予言的な漫画「AKIRA」の作者である大友克洋は相当な自転車好きらしく、漫画家の寺田克也らとの共作で「ビバ・イル・チクリッシモ!」(2008年)なる希少本を
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