2015年11月から2016年6月までロンドンのデザイン・ミュージアムで開催された「サイクル・レボリューション(Cycle Revolution)」展の概要を紹介しよう。既に3年ほど前の展覧会になるが、カタログが作成されなかったこともあって、どのような内容であったかを尋ねられることがあるからだ。そこで、撮影や公開が許可されていたので、メモ的に撮影した写真を整理した次第。
この展覧会はデザインに主眼が置かれているので、歴史的な自転車はローバーのセーフティ型自転車だけと潔い。そして、Hign Performers(レース)、Thrill Seekers(冒険)、Urban Riders(都会)、Cargo Bikers(生活)と4つのカテゴリーに分けて現代の自転車を紹介している。展示は自転車というモノが中心だが、自転車に乗るヒトや体験するコトへの展開が意図されているように思えた。