淡路島の南端を巡った翌日は、大鳴門橋を渡って四国の鳴門を走る。ただし、橋は自動車専用であり、フェリーもない。幅1,340mの鳴門海峡を目の前にしてサイクリストは途方に暮れしまう。そこで自転車による地域振興を目指すASAト
Read more自転車と放蕩娘 (27) 山下菊二《高松所見》(1936)に見るモダンガール
「自転車のある情景展」が、徳島県立近代美術館、八王子市夢美術館で開催されている。ミショー型自転車に始まる、量産型自転車や競技用モデル、宣伝ポスターの展示もさることながら、本展の魅力は、美術作品の中で自転車がどのように捉え
Read more「自転車のある情景」展 @ 徳島近代美術館
徳島近代美術館で特別展「自転車のある情景」が開催中だ。英語タイトルはArt Scene with Bicycle、「その誕生から現代まで、自転車にまつわる絵画やポスター、そして歴代の名車が集結」し、「さまざまな時代と場所
Read more[輪行しませんか?] 大歩危峡編
ペダルを踏み続け、坂を登りきった。下り坂に入ると同時に、景色が開けた。 両側にそびえる急勾配の山が空をV字に切り取っていた。同じ地形が奥の方まで続いている。谷底では水流とゴツゴツとした岩が勢いよくぶつかりしぶきを上げてい
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