新しい自転車施設BLOCK47が来春オープン

来る2022年4月に自転車を中心とした複合施設の開業が予定されている。具体的な施設だけでも、様々な車種を取り揃えたレンタサイクル、週替わりで展開されるショールーム、研究開発やセミナーを行うオープン・スタジオ、修理整備や金属溶接ができる自転車工房、ヴァーチャル・ライドができるトレーニング室、そして近郊ライドの基地としての更衣室やシャワー室といった具合だ。

BLOCK47の構想イメージ

場所は新幹線駅であるJR岐阜羽島駅にほど近い商業地の一角。スターバックスや鳥貴族などの飲食店で賑わうエリアで、今回開発される区画が47街区だったことから、施設の名称は「BLOCK47」。47都道府県への展開も意図されている。自転車関連だけで100坪以上あり、他にカフェ・レストランやシェア・オフィスなどが併設される。現地では基礎工事が進んでおり、建物の輪郭が見て取れる。

この施設の契機となったのが「羽島マンハッタン構想」。羽島とマンハッタンの地形と面積が似通っていることからの着想だ。いずれも川沿いに自転車道路が整備されているものの、羽島はまだ完全には整備されていない。そこでマンハッタンのグリーンウェイをお手本として、自転車による街づくりを提唱していたわけだ。世界に名だたる自転車都市ニューヨークに、かくして羽島は一歩近づくことになる。

羽島
マンハッタン

そのような経緯もあって、クリティカル・サイクリングのメンバー数名がアドバイザーとして協力している。長らく自転車業界で活躍するメンバーが唱えたコンセプトは、ずばり「自転車を売らない自転車屋さん」。モノからコトへ、所有から共有への転換は何年も前から言われている。それがまさに実践されるわけであり、百戦錬磨の知見が随所に活かされるに違いない。

BLOCK47の構想イメージ

また、これまでのクリティカル・サイクリングの活動も反映されており、例えば、以前に制作した木製トラックを大規模に恒久的に設置することになっている。パンプトラックのような曲芸的なものではなく、より自然な走行感と、モジュールを組み替えてコースをデザインできる可変性が特徴と言える。他にも関連するプランが検討されており、将来的にも研究と実践の場となることを期待したい。

パラメタテラス 2019

さて、このBLOCK47ではオープニング・スタッフを募集している(終了)。自転車関連では事業を統括するマネージャ(店長候補)、イベントを企画実施するプランナー、そして自転車工房を仕切るマイスターの3名だ(呼び名は筆者による)。これまでにない新しいスタイルの施設を目指しているだけに、進取の気性に飛んだ意欲的な人にお勧めしたい。クリティカル・サイクリング的な活動もできるはずだ。

美しい景色と、
素晴らしい世界が待っている。
何人の人が冒険に出るのだろう。
あえて挑むのは誰だろう。

なお、Twitterでの情報発信が始まっているので、@block47jpをフォローしていただけると有難い。建設の様子から周辺の耳寄り情報まで、玉石混交で日々更新している。新しい施設への希望やアイディアがあれば、ぜひ知らせて欲しい。オープン後のイベントやセミナー、ワークショップなどの提案も大歓迎。WEBサイトも徐々に充実していくので、お楽しみに。

【追記】BLOCK47の正社員採用での求人は終了しました。近くアルバイトの求人が行われる予定です。(2022.01.25)

【追記】建設中のBLOCK47の空撮ビデオを追加しました。(2022.02.04)

【追記】建設中のBLOCK47の空撮ビデオを追加しました。(2022.03.10)

【追記】BLOCK47では支援を求めてクラウドファンディングが始まりました。(2022.03.21)

【追記】BLOCK47は202年4月17日に開業することになりました。(2022.04.15)

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