野営する自転車ツーリングの好きな奴らの交点「きゃんつー集い」に行ってきた。今年の夏の開催地は滋賀北部の余呉。前後にあれこれつなげた旅にすることはできなかったが、弾丸関西行も楽しかった。写真メインで記録を残しておく。
今回の西の旅、その心象の中心を占めたのはやはり琵琶湖であった。すぐ横に見えていても、あるいは山陰に隠れて見えなくても、そこにそれがいつもいてくれるということが、ずっと意識の傍らにあった。湖にはどこか寂しさを感じてしまうが、琵琶湖くらいの大きさになるとそんなこともなく、広く穏やかな水面にこちらの心も鎮められるような感覚がある。
こうして自分で世界の感触を確かめる時間をもっと持たなければ、と思わせてくれる旅だった。
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