[ESSAY] 酔っ払い乗車に気をつけよう

酒を飲んで自転車に乗り、酔っ払い運転現行犯で逮捕される事件が発生した。

福岡の深夜の路上で、30代女性が自転車に乗って左右に大きく蛇行していた。警官が降車させると、女性は直立できない泥酔状態だった。

呼気からは基準値6倍のアルコールが検出された。職場の懇親会帰りだったという。

昔なら警官も笑って見過ごしたが、近年は違う。自転車の酒酔い運転の検挙数は全国で毎年100件、10年前の3倍に増加している。

自動車の酒酔い運転は道交法で禁止されている。自転車も道交法の「軽車両」に含まれ、自動車と同じ禁止条項が適用される。

とはいえ、酒気帯び程度なら注意はされても罰則はない。だが、まっすぐに歩けない泥酔状態なら、思いもかけない罰を受けることがある。

自治体によって対応の違いはあるが、その人が自動車の運転免許を持っている場合には、30~180日の免停になる。

さらに酒酔いだけでなく、規格外自転車の乗車など2回の交通違反で、3時間の「自転車運転者講習」受講が義務付けられる。

これから自転車の酒酔い乗車の取り締まりはますます厳しくなる。

では、自転車に乗って出かけ、出先で酒を飲んだらどうする?

置いて帰れば盗難やいたずらをされる。他人に頼むのも煩わしい。むろん運転代行業者はいない。やむなく乗れば違反になる。

答えは簡単である。自転車に乗らないで押して帰ることである。

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