Cycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その10

「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の10回目。歌人の田中槐さんから、以前書いていた「自転車に「乗る」ためのレッスン」に関する情報にと、『明日に向って撃て!』に登場する自転車についてメールをいただく。自転車は未来の馬だと主人公。大ヒット曲「雨にぬれても」が流れる。概ねこんな唄かな。「頭上に雨粒が落ちてくる。まるでベッドに対して大きすぎる男のように、何もかもがフィットしないようだ。頭上に雨粒が落ちてくる。僕は太陽に語りかけたんだ。嫌いだと言った。仕事の進め方が。仕事中に寝ている。頭上に雨粒が落ちてくる。ひとつだけ分かってることがある。ブルース。頭上に雨粒が落ちてくる。僕の目は赤くなる。泣くのは僕のためじゃない。だって雨を止めることはできないし。文句を言うことで僕は自由だから何も心配はいらない」。DeepLに翻訳してもらいながら、適当に改変をしてみた。

5 comments

    1. 赤松さん、すでに書いてました(それで見たのが、そもそも最初に見たときでしたーw)

      1. それで言えば、リンクを付けた詩とか、マークアップ言語で書く詩とか、やってみたレベル以上の取り組みってありますか? 松井さんの次シーズンはソレじゃないかと?

        1. わ、。次回が提案されていますね。個人的にはその展開は以前から興味を持っていますが、実はそれはハイパーリンクとか、ヴァネヴァー・ブッシュが考えていたmemexの実現みたいになるのだろうと思っていて、別の軸を考えたいと思っていたりします。
          逆から言うと、コンクリート・ポエトリーの初期に、ヴァネヴァー・ブッシュの議論が参照されていたのは、まさになんですが実行可能なプログラムを詩と呼ぶとか、うーん、。人工言語の発明や実践にむかっていくのと一線を画したいというか、再発明ではなく、次なる展開を考えたくはありますね。

          1. Solidityで書いてEthereumに格納すれば完璧な詩になりますね(完璧って何が?笑)。ぜひ! 

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