Practical Cycling 8:連続する軌跡

まだ雪景色を見る季節には早いが、雪道を自転車で走ることを想像してみる。普段アスファルトでは意識しされないタイヤの軌跡が現れる。この連続したパターンにはトレッド(tread:踏面)という専門用語があるらしい。舗装路や非舗装路の走行に適した、操縦性や転がり抵抗、駆動力や制御によってパターンの特徴が分かれる。

今回は著作権フリー素材を用いて、トレッドパターンによる雪景色を再現してみた。

パース:ブロック型パターン
パース+ベベル:リブラグ型パターン

つぶさに見れば、タイヤメーカーの設計思想以外にも、陽に照らされ溶けゆく儚さも感じられる彫刻作品のようだ。

参考

2 comments

  1. コメントありがとうございます〜
    縄文人が縄で装飾を施したように、現代人が施したタイヤ痕によって、数世紀後に何かしらの解釈が生まれるかもしれませんね。

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