自転車と知られざる競技たち

自転車での鬼ごっこはご存知だろうか。

自転車に乗って鬼ごっこをするという企画が先日CYCLE MODEというYouTubeチャンネルより公開された。大阪府枚方市にあるヒラカタパークを貸切、1人の鬼と7人の逃走者で構成され、安全面から直接のタッチはなく自転車で追い越されるとアウト、制限時間2時間の間に逃げ切るというゲームだ。多視点のカメラから迫力のある映像を楽しむことができる。

他にもこのうような自転車を用いた一般的ではない競技がないか一度調べてみることにした。

サイクルサッカー/サイクルボール/radball

その名の通り、自転車を使ったサッカーである。ただし競技人数は2人であり、固定ギアでブレーキのない専用の自転車を使い前輪や後輪をうまく操作しながらボールを巧みに扱うスポーツとなっている下の映像を見ていただくとわかるが、ほとんど地面に足をつかずに試合を行なっている。

固定ギアならではの素早い操作で、巧みにボールを跳ね上げていることがわかる。ちなみに国内における競技人口は500人ほどであり、まだまだこれから人気になっていくスポーツなのかもしれない。

バイクポロ

馬に乗ってマレットというスティクで球を打ち合い点数を競い合うポロ競技の自転車版である。ポロシャツでよく見かける胸の刺繍の競技といばお分かりいただけるかもしれない。バイクポロとは、その自転車版にあたる。ちなみにポロ競技とは他にもカヌーポロ、エレファントポロなどの展開があるようだ。

片手運転が基本であり、器用な自転車操作とステック操作が求められていて初心者にはハードルが高そうである。

バイクジョーリング

BikeJoring。犬ぞりのオフシーズントレーニングが発祥とされており、犬に自転車を引っ張ってもらい激しい道をマウンテンバイクで駆け抜ける。犬との信頼関係が試されるスポーツ、エクストリームな散歩にもみえる。

サイクル・フィギュア

自転車を使っての演技が評価されるスポーツ、サイクルフィギュア。フィギュアスケートのフィギュアと通じるところがある。サイクルフィギュアに用いられる自転車はサイクルサッカーと同様にブレーキなしの固定ギア自転車である。演技スペースは縦14m横11mのコート上で6分間の制限時間内のうちに演技課題をクリアする必要がある。

いかがだっただろうか。
BMX競技が2020年東京オリンピックで正式種目として取り上げられた様に、これらの種目もいずれは正式種目として取り上げられる日が来るのだろうか。もしかすると今からでも新たな自転車×〇〇というスポーツ競技をつくりだせるのかもしれない。ぜひ考えてみてはいかがだろうか。

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