タイムラプスBGMシステム(1)

先日10km程のライドの様子をタイムラプスで記録し家に帰って確認した。

当たり前だが、撮影された映像には音がないことに気づく。タイムラプスは、一定の間隔(1秒ごとなど)で静止画を連続して撮影し、それらの静止画を動画として再生する手法だ。そのため、タイムラプスで撮影された映像には音がないのは当然のことである。しかし、完成した動画は静止画の連続であるにもかかわらず、脳が補完?して映像として見える。そのため、個人的には音が無いのは違和感であり、つまらなく感じる。しかしタイムラプス専用のBGMが無いのが現状である。そのためか、よくSNSで見るタイムラプス動画のBGMには、クラシック音楽や、ポップソングなど様々なジャンルの音楽が使われている。だが個人的には、もっと映像とマッチするBGMがあるのではないかと思う。

筆者は昔から映像制作、作曲をしてきた為か、無音のタイムラプス映像を見ると音楽がなんとなく聞こえる。しかし、タイムラプス映像に音を1個ずつ付けていくのは相当面倒である。これを物体認識のYOLOなどを使用し、映像の内容を解析して自動でBGMが生成されたりすると面白いかもしれない。理想としては、The Chemical BrothersのStar Guitarのような完璧な同期をするタイムラプスBGMを制作したい。

これからの連載では、自転車ライドのタイムラプス用のBGMシステムを作りたいと思う。ただのBGMではなく、どんな自転車ライドにもマッチするようなBGMを作る事が目標である。そのためには、ただの音楽でなく、専用のシステムを制作するかもしれない。現状はまだわからないが、様々な実験を繰り返し理想のタイムラプスBGMシステムを制作する連載をこれから始める。
次回は5月21日更新。

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