Cycle ── 自転車をめぐる散文詩の試み その5

「自転車をテーマに詩を書け」と依頼され、それに応えて400文字を書く、という詩の5回目。cycleという文字列が有する音「sa・i・ku・ru」。「サ・イ・ク・ル」は「差・異・来・る」に置き換えることができる。向こうから、「差・異」が走って「く・る」わけだが、それは「行・く」ことでもあり、再≒リ「差・異・来・る」とはその意味だ。「さ・い」ですか。「差・異・狂」うっていうニュアンスもありますか? 「さ・い」ですね。「再」確認。この際ですから、「行・く」と「来・る」と「クルクルクル」を「ク・イ」止めろ。出る「杭」だ。「裁」判沙汰は避けたいですね。「賽」は投げずに、「サ・イ」パン沙汰も「避」けたい。この「サ・イ」だから「サ・ル」者追わず。「ク・ル」者拒まずの精神。『西」遊記』『「犀」の教室』『「賽」の一擲』『差異」の王国』というか「サ・イ」ゼリヤ? 「ク・サ・イ」ですね。藁でなく「ク・サ≒草」。

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