人と機械と舞踏の架け橋、Halfbike 3

ユニークな形状の立ち漕ぎ三輪車で、一般的な自転車の半分ほどの大きさしかないHalfbikeが第3世代となり、2019年5月に成立したクラウドファンディングによって、支援者に製品が届きつつある。「動く自然本能を目覚めさせる」と銘打った先代に対して、今回は「人と機械と舞踏の隙間を埋める架け橋」と謳う。これが如何なるものか、否が応でも期待が高まる。

Halfbike 3は半完成品で届くので、組み立てるのに多少の手間がかかる。とは言え、説明書に従って作業を進めれば30分程度で済むだろう。筆者はHalfbike 2での経験があったので安易に考えていたところ、バネの取り付け方を間違える失態があった。何事も丁寧に慎重にとはこのことだ。最初に説明書を一通り読んで理解しておくのが良い。使用する工具は付属する金属ツールだけでOK。

さて、見かけはHalfbike 2と変わらないHalfbike 3に乗って驚いた。恐る恐る乗ると倒れそうになるのは相変わらずだが、そこからHalfbike 3は持ち直す粘り強さがある。身体に吸い付くような一体感があり、なるほど人と機械が繋がってダンスを舞う感覚が得られそうだ。これは初めてHalfbike 3に乗る人にとっても同じであり、より習得が早くなりそうだ。

Halfbike 3(左)とHalfbike 2(右)

ところで、Halfbike 2では身長に応じて本体を3つサイズから選ぶようになっていた。これに対してHalfbke 3では身長に加えて、体重と地面から手までの距離(Feet-to-Hands)が尋ねられる。これらの情報をもとに、Halfbike 3は2つの本体サイズと3種類のバネの強度から最適な組み合わせが選ばれるそうだ。ダンスが踊れそうな一体感は、このようなカスタマイズの恩恵でもあろう。

Halfbike 2(左)に対してHalfbike 3(右)は小さい

このようにHalfbike 3は乗り心地において格段の進化を遂げている。しかし、Halfbike 2に似た外観であり、分かり易い変化がないことが災いしたのだろうか。乗り物としてKickstarterでの最高支援額を更新したHalfbike 2に対して、今回はIndiegogoと合わせて半分程度の支援に過ぎない。Halfbikeの制作者は誠実に素晴らしい仕事をしている。ただ、それだけでは商売にならないのは世の常なのかもしれない。

【追記】Halfbike 2でもHalfbike 3でも引き続き、本体15%オフのディスカウント・コードを提供できることになった。お気軽に問い合わせフォームから連絡してください。(2019.08.13)

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