快楽原則 21: AIグラス

クラウドファンディングで支援していたRokid社のRokid Glassesが昨年末に届いた。いわゆるAIグラスで、メガネをかけて話しかけるとスマートフォンと連動して生成AIが音声と画像で答えてくれる。フレームの端にはカメラが備わっていて、写真や動画の撮影はもちろんのこと、「これ何?」と尋ねると目の前のものについて教えてくれる。マイクやカメラでのリアルタイム翻訳も可能。

早速、このRokid Glassesを自転車に乗りながら使っている。「Hi Rokid」と話しかけるか、テンプル(メガネのツル)をタップするだけでAIに繋がる。目に入るものをすぐさま撮影できるのも有り難い。これまでもスマートフォン単体や耳を塞がないヘッドフォンでも同じことができるものの、ひと手間かからない手軽さが快く楽しい。つまり、これは快楽原則にそっている。

もっとも自転車ならでは困りごともある。強風に吹かれれば音声は認識されないし、メガネに表示されるテキストは小さく読み取りにくい。タッチ対応の手袋でもテンプルが反応しないことがある。AIの音声はテンポが遅く、補足的な言い回しが冗長に感じる。当初は対象外だった日本語にも不完全ながら対応したように、自転車を始めとする移動時のAIにも最適化オプションが欲しい。

この手のAIグラスは目下雨後の筍状態で百花繚乱。その中でもRokidを選んだのは利用できる生成AIがChatGPTなどマルチ・モデル対応だからに他ならない。AIグラスとしては最右翼のMeta AIグラスは、個人情報売人奴たるMetaであるが故に使う気がしない。願わくば、信頼と安全を目指す憲法を掲げたAnthropicやプライバシーを重視するAppleのAIを使いたいところ。

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