突然ですが、ザンビア🇿🇲がアフリカ大陸のどのあたりにあるかご存知だろうか?
ザンビアは北東にタンザニア、東にマラウイ、南東にモザンビーク、南にジンバブエ、南西にボツワナとナミビア、西にアンゴラ、北西にコンゴ民主共和国と国境を接するアフリカ大陸南部に位置する内陸国で、筆者は現在首都のルサカにあるアートギャラリーで、滞在制作を行っている。
外務省の2024年10月のデータによればザンビアに在留している日本人はJICAの職員や農業や工業の支援者を中心とする202人で、普段生活をしている限りではあまり馴染みのない場所と言えるかもしれない。
公用語は英語なので、日常的なコミュニケーションにはあまり困らないし、僕が滞在している6月から7月は乾季にあたり、日本でいえば冬のような季節で、雨は降らず、日中の気温は20℃前後と非常に過ごしやすい気候となっている。入国前に心配していた蚊などの病原菌を媒介する虫もほとんど見かけないし、自転車に乗るにはちょうど良い時期かもしれない。
実際、街へ繰り出すと多くの自転車を見かける。




街中で見かける自転車の何台かは物品の輸送や販売のために用いられており、生活の中の必需品として作用している感触がある。道路は荒れた道が多く、パンクに気をつけながらヒヤヒヤ走ることになるが、首都と言っても自然が豊かで中心部から離れるとすぐに緑が広がるこの街では自転車の有無で移動の効率が大きく異なる。

車道にはびっくりするくらい沢山の日本車が走っており、全体の6割が日本から中古輸入したトヨタ車だと聞いた。その他日産やダイハツの車もよく見かける。日本と同じく右ハンドルだから車との呼吸も合わせやすいが、エンジンなどが整備不良のまま走っている自動車が多く、サイクリストには排ガスが辛い。

肝心の自転車は、ダウンタウンのナショナルミュージアムから車道を渡った先にあるローカルマーケットを抜けた先にある自転車屋が密集するエリアで購入できる。店先に並ぶ自転車の種類は豊富で、パーツ類もひと通り揃っている。
新品の自転車はだいたい1,500〜2,000クワチャ程度で、日本円に換算すると約1万円ほど(2025年7月現在)で入手できる。ザンビアは内陸国のため輸入品は全体的に高価になりがちで、例えばコーヒーの缶やシャンプーが600円で売られていることを考えると、比較的安く手に入れられる印象だ。





筆者は作品制作の都合上、後輪が浮く自転車スタンドと発電ダイナモが必要だったのでママチャリを購入した。
以下は自転車を購入した日(2025年6月10日)にダウンタウンから滞在先まで帰宅する際に撮影した動画である。
ダウンタウンの外れにはスラム街があり、間違えて迷い込んでしまうことを恐れて、滞在を始めてから最初の数日は少しずつ出歩く場所を増やし、街の情報を集めていった。

ルサカの街は進めど進めど赤土と青い空で、自然のスケールの大きさに圧倒されながらペダルを漕ぐ。風景はほとんど変わらない。これからの人生がどうなるかよく分からないが、とりあえずアフリカ大陸に来て良かったと思った。
街を疾走する空気を感じました。パンクは修理できましたか?