女性と自転車という切り口で連載を始めて、6回目。そのきっかけとして挙げたのは、ロードバイクで出かける時に感じる個人と集団の絶妙なバランスだ。郊外を走る非日常の体験は、ジェンダーよりも自身が個であることを意識させ、ほどよい
Read more[輪行しませんか?] 室生村編
奈良県宇陀市室生村周辺での輪行サイクリングについて紹介する。今回の目的地は、ダニ・カラヴァンの野外彫刻作品のある、室生山上公園芸術の森である。今回は、最寄り駅の室生口大野駅まで電車で輪行した。参考までに大垣からの乗り換え
Read more[輪行しませんか?] 都市への輪行
筆者はIAMASの学生であり、現在大垣に住んでいる。月に一回くらい、大垣や岐阜では手に入らなさそうな本などを求めて名古屋へ足を伸ばすのだが、こういうときは必ずと言っていいほど輪行をしてしまう。 こういう都市部への輪行は、
Read more自転車と放蕩娘 (4) 女性建築家が設計した住宅
少し暑さのやわらいだある日の夕方、最寄の大垣駅からひと駅の距離を小径車で走ってみた。用事を済ませたが、日が落ちるまでにはまだ少し時間がある。気軽に寄り道できるのが、自転車で出かける醍醐味だ。 寄り道の目当ては、穂積駅から
Read more[輪行しませんか?] 輪行でしか行かないルート
筆者は輪行サイクリングを計画する時、何かしら行きたい場所をポイントにしてルートを計画する。初回の記事で触れた、徳山湖周辺での輪行サイクリングを例にして、その手順を紹介したい。 このときは、徳山村を沈めて作られた人造湖であ
Read more空の輪行、密室のトラブル
飛行機に乗る時に自転車を手荷物として預けて、空の輪行をすることができる。ところが今回は、思わぬトラブルに巻き込まれた。それは2019年5月17日、名古屋から山形までJALとFDAとの共同運行便に搭乗した時のこと。これまで
Read more[輪行しませんか?] 直島編
現在、瀬戸内国際芸術祭2019が開催中である。今回はそれにあやかり開催地の一部である、直島について紹介させていただく。輪行する場合は、フェリーを使って輪行をすることになる。 フェリーでの輪行の敷居はそんなに高くない。大抵
Read more[輪行しませんか?] Bromptonでの輪行
この連載では輪行を取り扱っている。だが読者の大半は輪行は未経験であると思う。そこで今回は今後の連載内容をイメージしやすくなるよう、電車での輪行のやり方について紹介する。まず、筆者が輪行をするときに持ち歩くものを紹介する。
Read more[輪行しませんか?] 大歩危峡編
ペダルを踏み続け、坂を登りきった。下り坂に入ると同時に、景色が開けた。 両側にそびえる急勾配の山が空をV字に切り取っていた。同じ地形が奥の方まで続いている。谷底では水流とゴツゴツとした岩が勢いよくぶつかりしぶきを上げてい
Read more[輪行しませんか?] 事始め
電車が終点の駅に停車した。私は席から立ち上がる。いつの間にか外に見える風景は、山と山の間に田んぼがあるような、典型的な田舎のものになっていた。今はちょうど田植えの時期らしい、田んぼに水が張られ光っている。 ただ一組乗り合
Read moreミニマリストのためのミニマム輪行袋FAIRMEAN
一定の条件を満たせば、自転車を公共交通機関に載せて移動することができる。これは輪行と呼ばれ、サイクリングの活動範囲を広げてくれる。混雑する市街地を電車で抜け出し、環境の良い郊外から走り出せるからだ。疲れたり、雨が降ったり
Read more自転車を飛行機で運ぶ空の輪行
公共交通機関には自転車をそのまま持ち込むべきと考えるが、実際にそれができるサイクル・トレインやサイクル・バスは限られている。さらに、これが飛行機となると絶望的だ。エコノミーなら4席分を占めるだろうし、それ以前に保安検査を
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