私にとってクリティカル・サイクリングは、サイクリングを共通言語に、ユーザーの視点から新たな表現者像を考えるための起点となっている。サイクリングを通じて感じ、考え、つくり、批評し、提案し、楽しみを享受する点では皆等しくユー
Read more
クリティカル・サイクリング
私にとってクリティカル・サイクリングは、サイクリングを共通言語に、ユーザーの視点から新たな表現者像を考えるための起点となっている。サイクリングを通じて感じ、考え、つくり、批評し、提案し、楽しみを享受する点では皆等しくユー
Read moreスティーブン・フレミング(Steven Fleming)著「Velotopia」(2017年)は、自転車を中心とした都市計画を提案する。それは自転車によって豊かな生活が成り立つ都市であり、これまでのクルマ依存社会よりもエ
Read more女性と自転車という切り口で連載を始めて、6回目。そのきっかけとして挙げたのは、ロードバイクで出かける時に感じる個人と集団の絶妙なバランスだ。郊外を走る非日常の体験は、ジェンダーよりも自身が個であることを意識させ、ほどよい
Read more自転車と自然エネルギーとの関係に興味を持って調べていたところ、不思議な動画を目にした。それは緩やかにカーブを描きながら田園地帯を抜ける片道4車線(往復8車線)の広々とした道路で、中央分離帯に無数のソーラー・パネルが連なり
Read moreタイトルから旅行記を想像すると、軽く期待を裏切られるのが本書の醍醐味ではないだろうか。日常を分裂的に旅する、80年代文化論。クリスチャン・ラクロワの香水やYMO、ブルーハーツの音楽に紛れた通奏低音は「可能世界意味論」だ。
Read more筆者はIAMASの学生であり、現在大垣に住んでいる。月に一回くらい、大垣や岐阜では手に入らなさそうな本などを求めて名古屋へ足を伸ばすのだが、こういうときは必ずと言っていいほど輪行をしてしまう。 こういう都市部への輪行は、
Read moreソウル在住の知人が言うには、ソウルはもとより韓国で自転車に乗ることは自殺行為らしい。日本以上に車社会であり、運転が荒く、歩行者や自転車への気遣いはゼロだからと言う。それならばそれを確かめるべく、Raphaでロード・バイク
Read moreJR立川駅を北に出て多摩モノレールに沿って歩く。タカシマヤを過ぎて右手を見ると、巨大な赤い鉢があり、その向こうに透明ケースに収まった自転車が鎮座している。訪れたのは夕暮れ時。まだ薄明るい中でネオンが輝いている。傍らには地
Read more2017年6月にオランダとデンマークを回った調査旅行の目的のひとつは、自転車関連の国際会議としては世界最大規模と言われるVelo-Ciy 2017に参加することだった。そう、Velo(フランス語で自転車)とCity(都市
Read moreロンドンの交通局(Transport for London、略称TfL)は様々な自転車施策や自転車調査の結果を公開している。今回は「ロンドン市長のサイクリング構想」に続いて、2013年に行われた先進都市での自転車インフラ
Read more昨年(2015年)の11月から今年(2016年)の6月末まで、ロンドンのデザイン・ミュージアムでは「サイクル・レボリューション」展が開かれていた。筆者は閉会間近の6月下旬に滑り込んで見ることができた。この展覧会はいくつか
Read more