自転車と放蕩娘 (最終回)「自分がまだ生きていることを自分で確認するためのライド」未来編

前回、大岩オスカールの作品を論じたことで、この連載をひと区切りしようと考えるようになった。というのも、次の課題が見えてきたからだ。 ジェンダーについて考えながら行き当たったのは、「当事者性を中心に据えずに、どのような語り

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自転車と放蕩娘 (26) オラファー・エリアソン《あなたの新しい自転車》(2009)

女性と自転車を切り口に始めたこの連載では、女性の作り手/乗り手にフォーカスすることもあれば、作品などに登場する自転車に乗る女性の表象を扱うこともある。いずれにしても、明確に女性が関わっていることがわかる場合が多いが、時折

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