本連載では、建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求している。 前回に引き続き、自転車、光、造形的な模型・物体の相互作用に焦点を当て、どのような表現が可能かを探
Read more自転車建築(2)自転車に暗い部屋を載せる
前回実験した、天井開口と壁面開口の2種類の開口の違いから生まれた光と影の構成のうち、壁面開口バージョンからはカメラ・オブスキュラのような表現が得られた。風景を眺めるための建築的な開口部ではなく、風景を光の像として取り入れ
Read more自転車建築(1)自転車に建築を載せる
もし建築が動いたら、どのような空間体験が可能か? 本連載では、建築と自転車を組み合わせた表現を通じて建築の静的なイメージを覆し、建築と移動が持つ新たな可能性を探求する。 その初歩的な試みとして、360°カメラを内部に設置
Read moreVisions in Motion 2:トポグラフィー その場所を描く
何かしらの表現活動をする場合、動機となるものが必要だ。今回はとある建築様式のモチーフをとり上げる。 対象とする建物は名古屋城南にある1933年に竣工された愛知県庁大津橋分室。設計:愛知県営繕課(黒川巳喜、土田幸三郎)、愛
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