リアルタイムBGMシステム(11)

前回までの記事で制作していたアプリは、まだ未完成の部分はあるものの、ユーティリティアプリとしては十分に機能している。自分自身も使いたいと思えるもので、現時点(2025年2月)では類似のアプリが市場に存在しないため、リリースを決断した。 

リリースにあたり、アプリ名とロゴの制作が必要だ。シンプルさを重視し、アプリ名は《DetectorOSC》に決定した。機能としては、物体検出+OSC(OpenSound Control)だけのシンプルな機構のため、そのままの名前にした。 

ロゴについては、映画「エイリアン」の宇宙船アイコンをデザインした、ロン・コブのスケッチを参考にデザインしている。

《DetectorOSC》自体は「エイリアン」からの直接的な影響はないが、自分の理想とするデザイン美学に近いため引用した。

《DetectorOSC》ロゴ

次に具体的な機能、操作方法について

主な機能

  1. リアルタイム物体検出
    • カメラを使ってリアルタイムに物体検出
    • 内側/外側カメラの切り替え可能
    • 検出されたオブジェクト数を画面上部にリアルタイム表示
  2. ビデオ分析モード
    • 保存済みの動画ファイルから物体検出が可能
    • 推奨スペック: 1080p、30fps(より高いスペックも対応可能だが非推奨)
  3. OSC 通信機能
    OpenSound Control (OSC) プロトコルを使用
    • 検出したオブジェクトデータをPCへリアルタイム送信
    • リアルタイムカメラモードと動画分析モードの両方で使用可能

操作方法

  • 初回起動: 物体検出モデルの読み込みのため少し時間がかかる。初回のみ
  • 画面下部コントロール:
    • 拡大ボタン: 検出画面の拡大/縮小
    • カメラ切替ボタン: フロント/リアカメラの切替
  • 画面上部コントロール:
    • 検出数表示: 現在検出されているオブジェクト数
    • ビデオボタン: 保存済み動画での検出モードに切替
    • ネットワークボタン: OSCデータ送信機能の設定

簡単になるがこれが《DetectorOSC》全ての機能になる。

以下に全ての機能を説明した動画を添付する。

公開が遅くなり申し訳ない。不慣れなデザインに永遠と時間をかけてしまった

《DetectorOSC》 ダウンロードリンク

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