前回までの記事で制作していたアプリは、まだ未完成の部分はあるものの、ユーティリティアプリとしては十分に機能している。自分自身も使いたいと思えるもので、現時点(2025年2月)では類似のアプリが市場に存在しないため、リリースを決断した。
リリースにあたり、アプリ名とロゴの制作が必要だ。シンプルさを重視し、アプリ名は《DetectorOSC》に決定した。機能としては、物体検出+OSC(OpenSound Control)だけのシンプルな機構のため、そのままの名前にした。
ロゴについては、映画「エイリアン」の宇宙船アイコンをデザインした、ロン・コブのスケッチを参考にデザインしている。

《DetectorOSC》自体は「エイリアン」からの直接的な影響はないが、自分の理想とするデザイン美学に近いため引用した。

次に具体的な機能、操作方法について
主な機能
- リアルタイム物体検出
- カメラを使ってリアルタイムに物体検出
- 内側/外側カメラの切り替え可能
- 検出されたオブジェクト数を画面上部にリアルタイム表示
- ビデオ分析モード
- 保存済みの動画ファイルから物体検出が可能
- 推奨スペック: 1080p、30fps(より高いスペックも対応可能だが非推奨)
- OSC 通信機能
OpenSound Control (OSC) プロトコルを使用- 検出したオブジェクトデータをPCへリアルタイム送信
- リアルタイムカメラモードと動画分析モードの両方で使用可能
操作方法
- 初回起動: 物体検出モデルの読み込みのため少し時間がかかる。初回のみ
- 画面下部コントロール:
- 拡大ボタン: 検出画面の拡大/縮小
- カメラ切替ボタン: フロント/リアカメラの切替
- 画面上部コントロール:
- 検出数表示: 現在検出されているオブジェクト数
- ビデオボタン: 保存済み動画での検出モードに切替
- ネットワークボタン: OSCデータ送信機能の設定
簡単になるがこれが《DetectorOSC》全ての機能になる。
以下に全ての機能を説明した動画を添付する。
公開が遅くなり申し訳ない。不慣れなデザインに永遠と時間をかけてしまった
《DetectorOSC》 ダウンロードリンク