私の自転車キャンプ用メスキット(2024年10月現在)

継続運用している自転車キャンプ用メスキットが多少のアップデートを経ているので、ここらで記しておく。

「メスキット」(mess kit)とは、フィールドで使用するために携行する調理・食事のための道具一式のこと。要は野外活動用のメシ・キットである。

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2024年10月現在、アルコールストーブを選択する場合のキットはこんな感じになっている。

アルスト仕様の基本構成

写真左上から、Oxtosのメスティンケースとダイゴマン作のインナーケース、Fozzilsの折り畳みカッティングボード(クッカーのサイズに合わせてカット)、FSGAの「風火蔵」(ゴトク/風防)、リンデンの「除菌もできる燃料用アルコール」を入れたシンリョウの「SKカップ付ボトル」100ml、RSR Stove、メスティンの蓋に並べたマッチ、ライター(バックアップ)、ナイフ、8A Garage スリップメスティン(友達に貸したら焦げた)、HumangearのGoBites DUO、布巾。

こうやって収納

上で挙げたアイテムは全てメスティンにまとめられる。まずインナーケースを配置、マッチをポン、RSR Stoveに挿したSKカップ付ボトル100ml(たぶん狙ったサイズ)を真ん中に寝かせ、脇にGoBites DUOを添わせる。ナイフとライターはカチャカチャ鳴らないよう布巾で包んで反対側の隙間に入れる。後は畳んだカッティングボードをはめ込んだ蓋を閉じればOK。風火蔵はハンドルの下に挟み、全体をケースに入れる。

ケースだけ未装着の状態

以前からのアップデートのメインはRSR Stoveだ。燃料容器と重ねてメスティン内に収まる寸法が便利なだけでなく、トルネード燃焼の安定した高火力で燃費も良好、クッカーの底で空気を断つだけ途中消火も可能(以前のレギュラーだったEvernewのチタンアルコールストーブはサイドバーナーがあるためこれが難しく、ボディも大柄)。また風火蔵もアルストの実用性を一気にブーストしてくれた。組み立て不要で展開は一瞬、風に強く(むしろ風を利用する設計)、半円形なのでメスティンを載せた際も安定感が高い。

使用イメージ

袋麺を茹でる500ml程度の湯を沸かすのに条件のあまり良くない状況で30mlのアルコールを使うとして、100mlあれば他に炒め物を一品、朝のスープくらいまでカバーできる。ボトルはすり切りでもっと入るので、毎食自炊するのでなければ、工夫しながら2泊くらいはいけるだろう。もっと長い旅であれば燃料ボトルは大容量のものにして別で持ち、メスティン内には小さいカップでも格納するのがよいと思う。

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