自転車の整備にワークスタンド

自転車は何かと手間がかかる。フレームの清掃、チェーンの洗浄、パーツの取付など、週に1回程度は何らかのメンテナンスをする。幸か不幸か自転車の台数が増えると、その回数も馬鹿にならない。しかも自立せず、壁に立て掛けても安定しない自転車も多い。そこで後輪を持ち上げる簡易スタンドを使って作業をする。これは手軽に扱えて随分と作業が捗る。畳んで片付けると場所も取らない。

この手のスタンドでは、しゃがんで作業するので姿勢が辛くなりがち。また、戦車のような自転車なら支えきれない。そこで思い切って専用のワークスタンドを導入。選んだのはMINOURARS-5000。車輪を外さないで済むクランプ型で、クランプは高さ1.5mまで伸ばせる。耐荷重30kgと頑丈ながら、自重5.5kgと比較的軽量。部品や工具を載せるトレイが付属し、畳めば小さくまとまる。

ワークスタンドで、クランプまで自転車を持ち上げるのは、一瞬なので苦にならない。一旦セットすれば、立ったまま安定した作業ができるので、これは想像以上に楽であり楽しい。気づかなかったフレーム下部の汚れを発見したりもする。水平ではないフレームの自転車ばかりだが、斜めになるのは気にならず、安定性も問題ない。重量級の自転車前後バランスが悪い自転車もなんとかなる。

このようなワークスタンドを広げ、自転車を取り付けると気分が盛り上がる。気分はプロショップ、用もないのにメンテナンスに励む効果もある。流石にHalfbikeXYZ Cargo Trikeはダメだったが、二輪自転車であれば幅広く活用できるだろう。ちなみに、もっとも簡便かつ効果的な整備スタイルは、自転車をひっくり返すこと。だったら、ワークスタンドは要らないよね?と言ってはならない。

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