Ass Saversはお尻の救済者

Ass Saversは自転車用の泥除けフェンダー。製品名は「お尻の救済者」とクスっと笑ってしまうし、スウェーデン製ながら、Made in a very rainy place(とても雨の多いところで作られたよ)と嘯くのも楽しい。リア用とフロント用があり、それぞれいくつかのバリエーションがある。一部例外もあるが、簡単に取り付けと取り外しができるので、使わない時は鞄などにしまっておける。

左から順にリア用のオリジナル版、リア用のビッグ・サイズ版、
マウンテン・バイク向けフロント用、ロードバイク向けフロント用

オリジナルであるリア用フェンダーはサドルの下に差し込み、サドル・レールで固定する。薄くて軽量なポリプロピレン製の一枚板で、折り目で曲げて優雅な形を作り出し、サドルに嵌み込んで固定する。試行錯誤を繰り返して辿り着いたのであろう形状は、見事なまでに機能的であり、無駄がなく美しい。大半のサドルに適合する汎用性も高く、既に100万本以上の製品が売れた人気ぶりも納得できる。

一方、フロント用フェンダーは少々混沌としている。まず、マウンテン・バイク用はロード・バイクには取り付けられないし、その逆も難しい。これはフォークやフレームの形状が大きく異なるためだ。また、タイラップやマジック・テープで固定するので、簡単に取り外しができなかったり、手間がかかったりする。そもそもAss Saversではないのはともかくとしても、リア用の美徳が失われているのは残念。

ともあれ、数少ない雨や雪の日のために常にフェンダーを付けているのは、ミニマリストとしては愚の骨頂だ。ほとんどのロード・バイクやマウンテン・バイクにはフェンダーが付いていないこともあって、フェンダーが野暮ったく見える。だから必要な時にすぐに使えるAss Saverは有り難い。もっとも、雨が降り出した時に限って持ち合わせていなったりする。これは世の常ではある。

なお、Bromptonでもサドル下にリア用フェンダーがぴったりと収まる。ただ、タイヤからの距離が近いリア・キャリアに取り付けるほうが効果的だろう。この場合はバンジー・コードで挟み込む。フロントにはロード・バイク用をブレーキ・ワイヤーと干渉しないように取り付ける。これで雨対応になる。もっとも、本来フェンダーは標準装備だ。フェンダー嫌いの筆者がわざわざ外していたに過ぎない。

3 comments

  1. Ass saverはAss saverであってButt saverではない、というのが私の見解です

      1. はい、そうです。
        それでも無いよりははるかにマシですが…

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