iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxで自転車ビデオ撮影

スマートフォンに搭載されるカメラの性能向上は著しく、多くの人が手軽に美しい写真やビデオを撮影している。もはや単体のカメラは必要ないほどだが、それでもスマートフォンは望遠と手振れ補正(スタビライズ)は苦手だ。そこで今回は手振れ補正が強化されたAppleのiPhone 12 Pro(以下、Pro)とiPhone 12 Pro Max(以下、Max)を自転車のハンドルバーに取り付けてビデオ撮影を行った。

ハンドル・バーに取り付けたiPhone 12 Pro Max

まず、タイル敷の自転車通行可能な歩道では、Proは細かい路面振動を吸収できていない。波打つように映像が揺れ、フォーカスが外れて映像がぼやける。これに対してMaxはかなり路面振動を吸収している。しかし、大きめの振動があると、やはり画面が波打ち、瞬間的にフォーカスが外れてしまう。なお、同時にビデオ撮影したわけではないので、両者の映像は同期していない。


iPhone 12 Pro(左)とiPhone 12 Pro Max(右)
タイル敷歩道での走行映像

一般的な舗装道路では路面振動が少ないので、映像の揺れも少なくなる。しかし、Proでは及第点にはほど遠く、Maxでギリギリ許容範囲だろうか。不快にならない程度であれば、路面振動による映像の揺れがは実際の走行の雰囲気を伝えることにもなる。ちなみに、Proはレンズを動かす手振れ補正であり、Maxはより効果が高いと言われるイメージ・センサーを動かす方式を採用している。


iPhone 12 Pro(左)とiPhone 12 Pro Max(右)
歩道道路での走行映像

スマートフォンは手に持って使うデバイスだから、その名の通り「手振れ」補正であって、自転車の振動を抑えられないと文句を言うのは筋違いかもしれない。しかし、アクション・カメラが何年も前から強力な手振れ補正を実現していることを考えると、スマートフォンにも期待したくなる。iPhone 12 Pro Maxのセンサー・シフト式手振れ補正は、その第一歩になりそうだ。


GoPro HERO8 Black(左)とGoPro HERO9 Black(右)
タイル敷歩道での走行映像

ちなみに従来のiPhoneや他のスマートフォン、例えばHuawei P40 ProやGoogle Pixel 4などでも路面振動は吸収できず、同じように波打つような映像になる。また、今回のiPhoneでの撮影は晩秋の晴れた日に行った。このためProもMaxも直射日光が差し込むとレンズ・フレアが盛大に現れている。このような強い光もフード(覆い)がないスマートフォンのカメラには厳しい要因となる。

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