巨大積載量を誇るフード・デリバリー用バッグ

新型コロナウイルス感染防止として自転車が注目されている。満員電車や交通渋滞を避けることができ、環境負荷が低く、健康にも良いからだ。もっとも自転車も万能ではない。例えば、大きな荷物を運ぶのは簡単ではない。トレーラーカーゴ・バイクなども考えられるが、気軽に普通の自転車でとなると大型のバックだろう。そこで今回は最大級のサイズであろうフード・デリバリー用のバッグを紹介したい。

この手のバッグを数年前にロンドンで見かけた時は、その巨大さに驚いたが、今や日本でも頻繁に見かけるようになった。しかも、業務に就かなくても購入できるし、手頃な価格だ。ただし、品切れや不当に高い場合もあるので要注意。筆者はシンプルな黒のUber Eatsの前世代バッグを購入した。現行製品は防水性がありポケットなどの装備が充実しているものの、ロゴが目立つので敬遠した訳だ。

さて、購入したバッグは実測で幅48cm、高さ48cm、奥行き33cm、重さは約2kg。普段使っている軽量バックパックはもちろん、これまでは大型だと思っていたIKEAバッグと比べても巨大極まりない。ただ、空の状態で背負うにはフィット感も良く、それほど大きさとも感じない。胸元でショルダー・ベルトを引き付けて安定させるチェスト・ベルトがある。ウェスト・ベルトもあれば尚良しだった。

左から順にUber Eatsのデリバリー・バッグ、IKEAのSLADDA自転車用バッグ、RaphaのSmall Reflective Travel Backpack

問題は荷物を多く詰め込んだ時で、容量は最大で80リットルほどになる。これはバックパッカー用リュックでも最大クラスに近い。対荷重は不明だが、筆者は衣服や毛布など比較的軽いものを詰め込んだ経験がある程度だ。内装は保温保冷のためにアルミ箔貼りで、着脱可能な中段があり、下部を引き出して拡張もできる。両サイドのメッシュ・ポケットや周囲の反射テープも気が利いている。

このようにバックパックの常識を遥かに超える大容量は痛快だ。Bromptonのリア・キャリアに載せてシート・ポストに固定することもできた。バニア・バックよろしく両サイドに取り付けることも可能だろう。茶番のように思えるかもしれないが、蕎麦の出前を思い出せば、まだまだ自転車の可能性を追求する余地がある。一部をメッシュにすれば猫バッグになるかもしれない。

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