120psi対応の小型電動ポンプ、miniFumpa

非力な人にとって自転車のタイヤに空気を入れるのは一苦労。そこでボタンを押すだけの電動式ポンプに期待したい。ただ、最初に購入したSmart Air Pump M1は空気圧100psiまでで、やや役不足。次に入手したBERKUT SPECIALISTは120psi対応でロード・バイクにも使えた。

いずれもUSBで充電するバッテリー式で携帯可能。だが、どちらも大ぶりで400g超えと重たいのでライドに持って行く気になれない。自転車のタイヤなら数回空気充填できたり、オートバイや自動車にまで空気を入れることができる。つまり、自転車乗りからすれば、明らかにオーバースペックだ。

そこで調べているうちに、オーストラリアの専業メーカーFumpaから発売されている同名の電動ポンプFumpaと小型版のminiFumpaを見つけた。両製品とも120psi対応で、特にminiFumpaは空気圧計を省略してバッテリー容量を小さくすることで、小型軽量化に成功している。これならライドに携帯して、パンク修理にピッタリだ。価格はUS$139に日本への送料US$20を加えてUS$159(約17,000円)だ。

さて、実際にminiFumpaを注文すると2週間足らずで届いた。先の2製品と比べると明らかに小さく、片手に収まる。重量は190g。CO2ボンベとハイブリッド・ポンプの合計重量130gよりは重たいが、許容範囲だろう。空気圧計がないのは心もとないが、手動の携帯ポンプやCO2ボンベにも備わっていないので、緊急用と割り切るしかないだろう。空気が入る速度も遅いので、気長に待つことになる。

このようにminiFumpaは自転車用携帯電動ポンプとして最適化されている。ミニマリストとしては随分と嬉しくなる。だが、ライドに出かけようとして気がついた。なんとminiFumpaはツールボトルに入らないのだ。これはノズルが違う面にあれば問題ないだけに何とも惜しい。オーストラリアではツールボトルを使わないのだろうか?なんとも惜しい設計ミスだ。

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