はじめての自転車事故

これは個人的な日記に過ぎないが、初めて大きな自転車事故を起こした。しかも、幅数メートルの自転車専用道路で、先を行く知人と二人で走っている時に。対向車もなければ、後続車もなく、路面状態も良く、晴れた昼下がり。ただ、向い風がやや強く、走行に慣れていない知人は常に蛇行気味であった。知人の自転車が急に近づいて来たと思いきや、次の瞬間には筆者は転倒していた。急ブレーキをかけて、バランスを崩したのだろう。クルクルと身体が地面を舞っていた。

お互いに集団走行には慣れていないので、これは筆者の車間距離不足および前方不注意だ。もう1メートル車間距離を開けるか、もう0.1秒早くブレーキを掛けていれば回避できたはずだ。しかも乗っていたのはブレーキだけDura-AceでないMadone 9.9だから、より注意を払うべきだった。知人に蛇行走行を注意することだってできたはず。後悔先に立たずとはこのことだ。

ぶつかると思いブレーキ・レバーを握り締めた次の瞬間、身体が吹き飛んだのだろう。転倒の様子は覚えいないが、怪我の様子からすれば、まず右膝から地面に突っ込み、次いで身体が回転して右肩から地面に転がったようだ。どの順序か分からないが、両手首も痛めており、左親指は少し変形していた。ヘルメットは右前側面に少なからず擦り傷があり、頭部と顔面を痛めなかったのは不幸中の幸い。

意識はしっかりしていたので、道端の芝生に移動して、仰向けになり、手足を伸ばして休む。全身に打撲痛があったものの、次第に痛みが和らいだので、上半身を起こす。次に立ち上がろうとしたところで、右膝に激痛が走り、右足が動かせない状態であることが分かる。この時点で救急車を呼ぶべきだったかもしれない。だが、実際にはタクシーを呼んで自宅に立ち寄った後、病院に向かった。

実は、それまで事故らしい事故や、怪我らしい怪我をしたことがなかったので、自分の怪我の程度が分かっていなかった。意識がしっかりしているだけに、変に余計なことまで考えていまう。自宅では保険証と現金とクレジット・カードを持った。それにiPhoneの充電関係一式。無くてもなんとかなるはずだが、無いととても困るのがiPhone。バッテリーの切れ目が縁の切れ目。ピンチな状況ほど痛感する。

最初に向かった馴染みのある中規模病院では、レントゲンの結果と症状が思わしくないことから、大規模病院での受診を勧められる。その2番目の病院でCT検査を受ける。休日夜間で整形外科医が当直はなかったものの、CTの結果は明らかに右膝に複雑骨折。3Dでくるくる回して表示される私の膝は、素人でも分かるくらい露骨に亀裂が入っていた。結果、即入院、ベッド上安静、近日中に手術、であった。

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