ボトル・ケージ不要のドリンク・ボトル

水はサイクリングの必需品。なので、自転車のフレームにボトル・ケージを取り付け、水を入れたドリンク・ボトルを差しておく。これで、走行中であっても、手を伸ばしてドリング・ボトルを取って水を飲める。ボトル・ケージには、予備チューブや修理道具などを入れるツール・ボトルを入れることもある。

ある程度長い距離を走行するロード・バイクでは、ドリンク・ボトルやツール・ボトルは必ず必要になる。だから、ケージには常にボトルを差しているだろう。一方、街乗りなど短時間の走行なら、ボトルを持たないことが多い。この場合に、空のボトル・ケージは見てくれが悪い。ただ、それは些細なことで、空のケージが自転車に付いていても仕方がない。多くの人はそう思うだろう。

だが、そうは思わなかったのが、イギリスのfabricなる自転車アクセサリーのデザイン会社。彼らは、Cageless Bottleというボトル・ケージを必要としないボトルを発売している。このボトルにはフックが組み込まれており、フレームには小さな突起物を取り付ける。この突起にフックを差し込んで、ボトルをフレームに固定する。突起は目立たないので、ボトルを使わない時でも気にならないわけだ。

このCageless Bottleを取り付けると、何の支えもなくフレームにボトルがくっついているように見えるので、面白い。ボトルを固定する安定度やボトル着脱の簡単さも悪くない。ただ、直線的なフレームなら問題ないが、湾曲したフレームなら、長めのボトルの取り付けが難しい場合もある。また、ボトルにフックが付いているので、その機構の部分だけボトルの容量が少なくなってしまう。

このように一長一短ではあるものの、Fabric社の試みを歓迎したい。自転車本体や自転車アクセサリーは、ややもすれば同じような製品ばかりで、独創性のある果敢な取り組みが少ないからだ。ちなみに、Cageless Bottleに似た仕組みで、フレームに小型バッグなどを取り付けるFreeparable Design社のmonkiiシリーズもある。もっとも、これらは互換性がないので、統一規格を望みたい。

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