自転車スタートアップのためのチェック・リスト

新しい自転車を手に入れて、すぐに走り出すのも良いが、整備すべきこともある。今回、Dahonの折り畳み小径車Visc EVOをオンラインで購入したので、その際に行ったことを備忘録として残しておこう。もちろん、オフライン購入とは事情が異なるし、自転車の種類や用途、そして個人の趣味によっても必要な事柄は異なる。あくまで参考に過ぎないが、チェック・リストが役立つこともあるだろう。

[ ] タイヤの空気入れ
[ ] チューブの交換
[ ] 防犯登録
[ ] 初期整備
[ ] フロント・ライトの取り付け
[ ] リア・ライトの取り付け
[ ] ロック(錠)の用意
[ ] ペダルの取り付け
[ ] チェーン・ガードの取り付け
[ ] バック・ミラーの取り付け
[ ] サイクル・コンピュータの取り付け
[ ] シール剥がし・ロゴ消し
[ ] フェンダーの取り外し
[ ] スタンドの取り外し
[ ] チェーンのミッシング・リンク化
[ ] チェーンのオイル注油
[ ] グリップの交換
[ ] サドルの交換
[ ] ボトル・ケージの取り付け
[ ] バッグとキャリアの取り付け
[ ] 輪行袋の用意

タイヤの空気入れ・チューブの交換

まず、何はなくともタイヤに空気を入れる。タイヤの側面に記載されている適正空気圧であれば良いが、そうでなければパンクしやすい状態なので危険だ。筆者は最大空気圧まで入れるのが好み。複数の自転車を持っているなら、同じバルブに統一すれば空気入れに混乱しない。実際にはチューブを交換する。筆者の自転車の多くはフレンチ・バルブで、今回のVisc EVOもフレンチだったので何もしなくて済んだ。

防犯登録・初期整備

店舗で購入した場合は防犯登録も初期整備もされているはず。しかし、オンライン購入では、近隣の自転車店で防犯登録をしなければならない。これは法令義務であり、盗難時の自転車発見に役立つ。自転車とともに身分証明書と購入証明書、それに手数料(500円程度)を持って行く。その際に、簡単にでも自転車の状態をチェックしてもらう。多少費用がかかっても、トラブル防止になるので安心できる。

フロント・ライトとリア・ライトの取付

フロント・ライトはBromptonで味をしめたCATEYEのVOLT400とCFB-100。Bromptonとは違って、Visa EVOでは通常の取り付けでOK。フロント・フォークの後ろの穴に六角棒レンチを差し込んで、金具を緩めて取り付ける。リア・ライトは同じくCATEYEのSL-LD210-R。太陽光で充電、暗くなって振動があれば自動点灯と世話要らず。これで輝度が高ければ最高なのだが。

ロック(鍵)の用意

盗難防止のために、自転車をロックする鍵を買っておこう。ママチャリのようにホイールを固定するだけのロックはダメ。自転車を持ち上げて持ち去ることができるからだ。長めのチェーンやワイヤーで建造物に固定する「地球ロック」がお薦め。U字ロックが最強だが、日本では固定に適した自転車留めが少ないのが難点。防犯性能が高い太いチェーンは、当然重くなるのも辛いところ。

ペダルの取り付け

Visc EVOに付属するペダルは折り畳みでなく、重量が600gと重い。これは有り得ない手抜き。輪行などで折り畳んだ時に、飛び出して嵩張るのがペダルだからだ。なので、WELLGOのF178DUを取り寄せる。これは重量が半分近くで折り畳める。ペダル自体を簡単に取り外せるWELLGOのQRD-W44も持っているが、外したペダルのやり場がなくて疎遠気味になっている。

チェーン・ガードの取り付け

ほとんどの自転車はチェーンが露出しているので、ペダルを漕ぐ時にスボンやスカートの裾がチェーンに触れたり、時にはチェーン・リングが噛み込んだりする。そこで、チェーン・リングにチェーン・ガードを取り付けると良い。Bromptonには標準で付いているが、Visc EVOにはないので、黒いプラスティック製のチェーン・ガードをはめ込んだ。これで完璧ではないが、裾が汚れるのが軽減されるはず。

バック・ミラーとサイクル・コンピュータの取付

後方確認のために首をひねるのは苦痛なので、バック・ミラーを付ける。他の自転車ではハンドルの先にミラーを差し込んでいるが、今回はハンドル・グリップの内側に取り付けてみた。脇の下から後方を覗くことになるが、視認性は同程度。また、サイクル・コンピュータのアタッチメントを、ゴム・バンドでハンドル中央に取り付ける。少々安定感に欠けるものの、中央配置が気持ち良い。

シール剥がし・ロゴ消し

Visc EVOは妙に多く注意書きや偽造品防止などのシールが貼られていた。親切心は有難迷惑なので、一通り読めば剥す。ただし、防犯登録シールは残す。そして、フレームやパーツに描かれたメーカーや製品のロゴは、下地と同色のテープを貼って隠す。そもそもロゴのない自転車を買うのがキホンだが、これがなかなか難しい。Visc EVOも大きめのDAHONロゴが汚点だった。

フェンダーとスタンドの取り外し

泥除け(マッド・ガード)のフェンダーは取り外す。雨の日のために晴れの日もフェンダーを付ける気がしれない。幸いVisc EVOはフェンダーがないので手間が省ける。同じく駐輪に使うスタンドも取り外す。不安定なスタンドではなく、建造物などに立て掛けて、地球ロックするのが安全だ。とは言え、Visc EVOはキック・スタンド付きなので、しばらく使ってみることにした。

チェーンのミッシング・リンク化と脱脂・注油

チェーンはミッシング・リンク化しておくと良い。これはチェーンの一部を簡単に着脱できるジョイントにするもの。チェーンを外せば手軽に清浄できて、トラブル時にも対応しやすい。Visc EVOでは最初からミッシング・リンクだった。また、輸送時の保護のためにグリスが塗られていることが多い。これを取り除き、チェーン・オイルを注す。筆者はイノテック105を利用するので、これは別稿で説明する。

グリップとサドルの交換

自転車は常に振動があるので、手が疲れたり、お尻が痛くなる。痛みがひどいなら、グリップやサドルの交換が考えられる。BromptonのグリップをERGONに取り替えたところ、とても快適で疲れにくくなった。Visc EVOにも似た形状のグリップが付いているので、様子を見ている。サドルも今のところ不満はないが、Selle SMPといった肉厚のサドルも考えられる。

ボトル・ケージの取り付け

ツーリングならウォーター・ボトル必携なので、ボトル・ケージを取り付ける。Visc EVOはケージ穴が一組備わっているので楽勝。欲を言えば、もう一組欲しいところ。ただ、街乗りではボトルは不要。そこでfabricのボトルを購入。小さな取付具だけでケージが要らないのでスッキリする。Bromptonのようにケージ穴がなければ、カモヤボトルズやボトルクリックなどを利用する。

バッグとキャリアの取付

バックパックなども良いが、自転車に取り付けられるバッグは尚良し。Bromptonのフロント・キャリア・システムは手軽かつ堅牢で、取り外した時に目立たない。一方、Visc EVOは純正キャリアすら取り付けができない。Bromptonのキャリア・ブロックを他車に取り付けるサービスを切望する。取り敢えず、小さなリア用荷台をハンドル・ポストに取り付けた。実用性は薄いが、なんとなく楽しい。

輪行袋の用意

折り畳み小径車の最大の利点は、手軽に電車やバスに持ち込めること。このためには輪行袋が必要。Dahonは純正の輪行袋を用意している。もちろん、他社製品でも良い。加茂屋のチューブ内格納輪行袋は素晴らしいが、Visc EVOにはサイズが合わなかった。ただ、欧米のように畳まずに持ち込めるのが理想。だが、日本の公共交通機関の大半は、そのような発想がないので仕方がない。

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