電動アシスト自転車の比較

電動アシスト自転車はまだまだ馴染みがないので、カタログに記載された数値だけでは実感がつかめない。バッテリーの容量や最大走行距離などを表す単位が異なっていて比較にしくいこともある。そこで、本サイトでは電動アシスト自転車のスペック一覧に情報をまとめている。乗り心地や格好良さなどの感覚や感性は数値化できないが、基本性能を知るためにはスペック(性能仕様)が役立つだろう。

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この一覧表では、乗車したことがある電動アシスト自転車と、乗車したことはないが特徴的な車種を取り上げている。また、スペックも気になる項目に絞っており、網羅的ではない。これは、乗車時の印象を頼りに、他の機種のスペックを見れば想像がつくだろうとの期待だ。つまり、個人的な備忘録に近い情報であり、素人的な観点でまとめている。より詳しく調べたい場合はElectric Bike Reviewなどが参考になる。

気をつけたいのは、スペック以上に国ごとの規制に起因する違いが大きいことだ。例えば、同じマウンテン・バイク型であるアメリカのRaleigh Route IEと日本のヤマハ PAS Brace XLとでは、前者が少しスペックが高い程度だと思うかもしれない。だが、実際には雲泥の差があり、Raleighのほうが遥かに力強くて速く、しかもスムースで快適だ。これは日本の後ろ向きで複雑な法規制による弊害の現れだろう。

さて、一覧表を眺めていると、中国のAppleとも呼ばれるXiaomiQiCycleの低価格が際だっている。もっとも、スペックは低いので、割り切った製品だ。逆にSpecialisedTurbo Sは価格も高いが、スペックも高い。時速45kmもの自転車とは思えぬ巡航性能だ。そして、これらの極端に性格付けられた2台が、外観のデザインとしても優れているのが印象的。ただ、いずれも日本では販売されそうにない。

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